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ピリカヌプリ

利別岳(今金町)

長万部岳の西、カニカン岳の北に鎮座する通称「利別岳」

長万部岳やカニカン岳より標高も高く端正な山だが、人里離れた山奥の存在のため、目立つ事無く、地形図にその名は無い。



一部のベテランが雪を利用して冬季に登っているが、夏季(無雪期)の記録は書籍にもWeb上にも見当たらない。
そんな山へ山の先輩からお誘いを受け登ってきました。

長大なアプローチはマウンテンバイクで時間短縮、滑る沢をだましだまし登り、滝を高巻き、ネマガリのヤブ漕いで日本海と太平洋の見えるピークへ。

記録の無い山は全てが自己判断で満足感が高く、面白い。
この先に何があるのか分からないワクワク感
こんな滝がこの後も出てきたらタイムオーバーだろうなとの焦燥感
山行中、常に実力と総合力が試される。

北海道にはまだまだ人の入ってない登山ルートがあるんだろうな。
自分自身が行ったこと無いってだけの未知でも楽しいのに、人跡未踏ルートの未知なんて、スペシャルだよね。


入山前、念入りにバイクのチェック
長大で車の入れない壊れた林道で、バイクはある意味キーアイテム



分岐まではまずます走れる林道
ぶっ飛ばして時間短縮 だいぶ稼いだ。


 
林道が荒れてきて
こりゃー歩いた方が早いね。ってなったとこ
走れなくも無いけど危ない。



完全に自然に返ってないのが不思議なくらいの林道
使えるだけありがたい。



水は美しく澄んでいる。

周囲数kmに人間は僕たちだけでしょうねー
とか笑いながら歩く。そんなの快感すぎる。
道南のヒグマは怖いが



流れは細くなったり広くなったり
河畔林や河原が全く無く逃げ場がない上、めちゃくちゃ滑る。



カニカン岳も近く、地質的にも似てるのかな。



小滝多数
だいたい登れる。


トイ状の流れ
変化に富んでいて飽きない登り。



後ろはカニカン岳
こっちから見ると、やたらカッコいい。



もう9月も終わりで寒いのに
腰まで水に使っての登りや
頭から水かぶる登りも。

快適さで考えれば、植生が弱くなったり、虫が少なくなってるから差し引きゼロか?


逆層、ヌルヌル
登れないような滝も出てくる。
横から高巻いた。
下山時は懸垂、20mでギリ



頂上付近はネマガリの猛烈なヤブ
でも距離は短い。


カニカン岳方向

あの山の向こうから登ってきた。



長万部岳方向
裏側から見た人は少ないだろうな。
東西、どっちから見ても真ん中に沢形のある似たような形をしている。

羊蹄山も見えたピークは大満足
唯一の心残りは三角点が発見出来なかったこと。
しばらく探したのになぁ、完全に埋もれてた。

動画はコチラです↓↓↓

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