日本画家・伊賀晶子

日本画家伊賀晶子の山口での創作活動について。

ハジマリのマツリに参加して

2013-06-20 19:07:31 | 個人として
昨日はあいにくの雨でした。
13時まで美術館での仕事をしてから自宅にとんぼ返りしたら、もう搬入の赤帽さんのトラックが着いていました。
100号×2点、50号1点、小品4点を二台に積んでもらい、先に赤れんがへ行ってもらい、20分で着替えをしおにぎりをほおばり
私も赤レンガへ。
昨夜今日の搬入ができるかどうか心配で、2,3時間しか寝れず、この時点で顔は青くへたばっていました。

しかし、会場に着き、若い人々に逢い(ほとんどが初対面)挨拶したり、もう展示時間まで1時間しかない、と身体を動かしたりしているうちに疲れはどこかへ飛んでいきました笑

今回、初めて私は壁にフックをかけたりワイヤーを吊るしたりという展示作業を一から経験しました。
長年絵描きをやっているくせに、いつも誰かがしつらえてくれた会場に絵をかけるだけしかしてこなかったのでした。
親切で手際のよい若者たちにすんごく助けられながら全部展示し終えるまでになんと1時間半かかりました。。。

展示している最中にもオープンの15時からお客さんが入り始め、あせる私。
久しぶりに会えたクロッキー会の仲間が悪天候の中、お二人も来てくれて感激しました。

ああ、でも欲を言えば、もっと作品と作品の間合いをバランスよくしたかった。。

そんなことはさておき。
スペシャルゲストの音楽家、三宅洋平氏のトークショーが16時から始まり、これがとても面白かった。

ご先祖は海賊?(本人談)かという濃い南国風な男前。
お父さんの転勤によりベルギー生まれ。
他人の話を最後まで聴ける誠実なお話しぶり。
古今東西についてすごく勉強されているのが伝わり、お話が面白く惹きこまれます。
大勢の若い人たちの支援を受けている理由もわかりました。


残念だったのは絵の搬出のため、三宅氏のライブを体験できなかったことと三宅氏はじめ若い人一人ひとりのお話を聴く機会をもてなかったこと。。
自分のことだけで一杯一杯でした。

三宅氏はじめこのイベントの応援団長の方たちみんなが共有している、社会認識レベルに自分が追いついていないことも実感。もっと本を読んだり色色な人たちとお話を聴く機会をもたないと。と感じました。

40過ぎたからだに鞭打ち、持病になりつつある腰痛もシップでだましだまし、へろへろになりながらも必死で参加してよかったです。


展示した日本画
ある日 one day



左から 羽準備 ready to fly→新世界 new world→光 lights


左から 橙たち lights→花さくころ flower days



三宅洋平氏を応援する団長たち


三宅洋平氏


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 英訳つけてみた | トップ | 世界中の核実験と原子力事故 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

個人として」カテゴリの最新記事