理由はポジティブに

面接で聞かれる転職理由はどう答えたらいいのか、コツを伝授する

面接で聞かれる転職理由の答え方

2020-03-04 11:49:35 | 日記
転職したいという考えを持っている人も多いのではないだろうか。転職を希望して他の会社の面接を受けるとき、必ず出される質問は「なぜ、前の会社を辞めた(辞めたい)のですか」だろう。一度入った会社を辞めて当社に入りたいと言っている志願者を前に、採用担当者は「前の会社でトラブルをおこしたのではないか」「ウチに入ってもすぐ辞めるのではないか」と不安に感じているからだ。だから、転職の理由を語るときは、その不安を打ち消してあげるつもりで、話すべきである。


まず、前の会社と社員の悪口は絶対に言ってはいけない。少しの不満があって会社を辞める人間は、当社でもすぐに不満を抱いて辞めるだろうと思われてしまう。前向きな内容に変換して答えよう。


たとえば、残業や休日出勤が多かったから転職したいのであれば、まずは、「自分のスキルを磨く時間が取れなかったので」と言い、人間関係で悩んで辞めたのであれば、「より前向きに仕事できる環境で働きたいので」と答えよう。すると面接官は、「それは、どういうことですか」と一歩踏み込んで尋ねてくるだろう。そこで前職の愚痴を言わないように、その次の答えも準備しておくべきである。


「非効率な仕事の仕方をしながら当然のように社員みんなで残業していたことが多かったように思います。必要ならば残業するのはもちろん構いませんが、御社では効率を追求して高い成果を上げたいと思います」「前職は、個人で行う仕事が多かったのですが、私は周囲の方と協力してチームとして働くことの方が好きですから、良い人間関係を保てるところで働きたいと思います」などと答えると良い。


つまり、ネガティブな理由は言わずに、ポジティブに言い換える必要があるのだ。


またもし転職を考えてはいるがまだ会社を退職していないのであれば、まずは円満に退職することが大切だ。そこで円満退職のコツが書かれた<気になる!みんなの辞めるきっかけ>も見てみるといいだろう。