南紀白浜空港に到着するとレンタカー会社の送迎でJR白浜駅前の
営業所へ。
そこからはこのきれいなグリーンのデミオ。
レンタカーです。
先週末、義父の7回忌で南紀白浜へ行ってきました。
ここでの移動手段は車。
バスは1日に数えるほどしかありませんし、タクシーなんて
使ったら、それはもう、ものすごい距離と金額になります。
いつも運転は夫がするので、私は助手席せんも~ん
と思っていたら、人生、何があるかわかりません。
夫の退院後、免許更新できないし、息子は免停中。
そして、娘は免許取得後一度も運転していないペーパードライバー・・・
諦めて、今回は私がドライバーになりました。
15年以上前にマニュアル車しか運転したことありません。
今、オートマしかないし。
スタートが緊張の瞬間です。
この車、動くのかしら・・・??
「ブレーキ踏んで、シフトをDに入れて、アクセル踏んで!!」
と、隣で夫が指示を出します。
車はエライです。誰が運転していてもちゃ~んと動いてくれますね。
車が無事に動いた事でほっとして、目の前のメーターを見ると・・・
「あれ、おとーさん、なんかビックリマーク付いてるけど、何??」
助手席の夫がサイドブレーキを解除してくれました。
「サイドひいたまま、走ってたんだ、こわ~~」
だって、父さん、サイドおろしてって言わなかったし・・・。
左手はすぐにシフトレバーに戻ってるし、左足はどうしてもクラッチを
探しています。
「左手と左足は何にもしなくていいから!!」と左隣から声が出てきます。
それでもまあ、なんとか慣れて、緊張しつつ3箇所のお墓参りも無事に
完了しました。
田舎の道路は車線変更もないし、駐車場も広いし、高速道路を走る
わけでもないので、助かります。
助手席での行動がすっかり身に付いている私は、キーは挿しっぱなし、
エンジン掛けっぱなしで、車から降りてしまって、あれ??
駐車場に入れても、サイドミラーはそのまんま・・
だって、昔はサイドミラーは手でたおしてたんですもの。
若い時に身につけた行動はそのまんま体が覚えていますが、新たな
事はなかなかスムーズに身に付きません。
無事にレンタカーを返却できた時には本当にホッとしました。
この季節の和歌山は柔らかい日差しと花いっぱいでとてもきれいです。
風は冷たかったけれど、桜は満開でした。