行って来ました。我家の漁師と2人で5年越しの思いをかなえての八丈島への釣行。
毎年、GWが近くなると八丈へ釣りに行ってみたいと思いつつ、飛行機のチケットがとれずに諦めていたのです。
今年もやっぱり無理かなあ・・とあきらめかけていたのですが、教室でまとまった春休みをいただけたことと、夫がお休みがとれたことで、ちょっと日程をずらして航空券を確保することができました。
釣りの手配をお願いしたのは、「総合釣りセンター八丈島アサギク」さん。
私も一緒なので、他の釣り人さんにご迷惑はかけられないと、仕立て船でお願いしました。
大物釣果いっぱいの八丈島では、残念ながらHPに登場できるほどの釣果ではありませんでしたが、私としてはとっても満足。我家の漁師としても、狙っていた初お目見えのお魚さんにお目にかかれてかなり満足の釣果でした。
今日は、八丈島へ初挑戦の釣行編をつらつらと書いてみたいと思います。
2日夕方の最終便。チケットはANAのページからスマートEチェックインというシステムで購入しました。
クレジットカードで購入して事前座席指定をしておくと、前日と直前30分前に携帯メールにお知らせが入ります。
空港についたら、自動チェックイン機にクレジットカードをかざして発券されたチケットを持って搭乗口へ。いつも、あたふたと空港に行く私達は自動チェックイン機の締め切り10分~20分前にすべりこみセーフなので、このシステムはありがたいデス
ただし、今回は発券時に「視界不良のため、着陸不可能の場合には羽田へ引き返すことをご了承ください」という但し書き表示がでましたけど、無事着陸を祈りつつ搭乗口へと向かいました。
日頃の行いが良かったのか、なんとか八丈島空港に無事、着陸。
アサギクさんのお迎えで、船宿へ直行です。
が、しかし、このお天気。のち&強風・・・
送迎車の中での会話です。
「明日は、船、出ますかね?」
「出ますよ。風は強いですけどね。」
「波は?」
「3mくらいですかね。東京湾じゃ出ないですよね。たぶん。こっちでは当たり前ですけど。」
と、いう訳で夕食は8時までに。朝は5時に玄関前へ。船は5時半出船。
見事な魚拓がいっぱい貼ってある食堂で夕食をいただき、9時にはおやすみなさい
その晩は、民宿のドアが強風でガタガタとなり続け、窓にたたきつけるもの凄い雨の音と共に過ごしました。
どーなっちゃうんだろ・・・と思いつつ、朝には雨は上がっていました。
風はまだまだです。目の前の海には白波がたって風はうなってます。
5時に食堂においてあるおにぎりを持って、玄関に出ると、釣り人の皆さん
が続々と「アサギク」と書かれたハイエースで出発していきます。
八丈島は、磯釣りや渡しの方が多いらしいです。
私達2人も、「はい、この車で反対側の港まで行って下さい。そこに船が待ってます。知っている人に先導してもらいますから。」と案内されて、港へ出発。ドキドキ・・・。
後でわかったのですが、先導してくれた方は前日15.2キロのカンパチを釣り上げたアサギクのお客さまでした。
「今日は風が強いから出ないかも・・・」という私の祈りもむなしく船は、出ました。
「今日は、風が強いから遠くへは行かないよ。じゃ、ゆっくり行くからね~」の船長さんの声と共に・・・
ゆれます!!ものすごく。
ボーっとしてたら、いきなり頭から海水のシャワーを浴びました。
船が進むとおもいっきり波がかかるのです。
這うように波が避けられる場所へ移動して、遅まきながら、合羽のフードを出してかぶり、落ちないように必死で船にしがみつきます。
目の前に現れる波の高さにおびえつつ、しばらく乗っていると、「は~い、ここで入れて~。120メートル・・・」
「ひゃ・・・ひゃくにじゅうメートル しかも、こんなに揺れてる船で竿だすの~」
とビビッてたら、夫がサッサと投入完了。
「キタッ・・アオダイかも・・・」と呟き、電動リールで巻上げ始めました。
今回の釣りで彼の一番狙いの魚です。お刺身がものすごく美味しいということを聞いていた私も思わず傍で無言で応援 (こういう時は、私が何もしないことが一番の応援なんです)
残念ながら、初回は、あげられませんでした。
その後、比較的波のおだやかなところを選んで船を移動してくれた後、かなりたくさんのアタリがきました。
見事釣り上げたアオダイと一緒に上がってきたヒメダイです。
9時頃まではかなりの波と風でしたが、次第に海が落ち着いてきて私にも竿がだせるくらいになりました。
優しい夫(こういう時だけ?!)と穏やかな船長さんに1年ぶりに使う電動リールの使い方と竿や仕掛けの扱い方を教えてもらいながら、私にも、「ググッ」という感じのかなりのアタリがありました。残念ながら、私のアオダイはバラシテしまったみたいですけど、大きなアカイサキが数匹釣れたので、とっても満足。
ビッグサイズのウマヅラやサンノジなんかも釣っちゃって、夫と船長さんが複雑な表情をしていましたが、私にとっては、今までで最高の大きさで嬉しかったですねー。
夫は、何やら大きなお魚を逃したみたいで、「次は違う仕掛けで来るぞー」と意気込んでます。
私にも釣らせてくれた腕のいい優しい船長さんに感謝しつつ、船を上がって、アサギクさんに戻ると釣れた魚を手際よく発送用のクーラーボックスに入れてくれました。
全部で30匹くらいかな・・・・・・。
自宅に届いてからアオダイとメジナとアカイサキの記念撮影をしました。
帰ってからお魚の処理に夫は2時間の大奮闘。
その晩はアオダイとメジナとヒメダイでお刺身を作ってくれました。
はじめて食べるアオダイとヒメダイのお刺身のお味はしっかり脂がのって品の良い味で大満足でした。今度はいつ、お目にかかれるかなあ・・・・
今回の釣行で楽しかったこと。
もちろんバッチリの釣果が一番でしたが、その他にも楽しい事がありました。
<その1>
イルカに会えました。
荒れる海の上で三角のヒレが見えて、「え、サメ?!」っと一瞬青くなりましたが、イルカでした。船の周りをちょろちょろと一緒に泳いでくれて、私は大喜び!!
「みてみて!イルカ!!一緒に泳いでくれてるのね~。かわいい!!」
が、夫と船長さんはしぶ~い表情。
だって、イルカがくるとお魚がみんな逃げちゃうんですものね。
たしかにそこでは全く釣れませんでした。
船長さんは、急いでその場から船を移動させて、イルカが見えなくなるとアタリが復活しました。
<その2>
夕食の時に若いカップルさんとお隣同士で話がはずみ、島の焼酎を夫と2人でほぼ1本あけてしまいました。カップルさんたちは連泊との事で、既に2本目。
八丈島には4回目だそうで、1回の釣行は1週間~10日間と羨ましいお話でした。
それだけいられたら、条件の良い日に釣りに行けますものね~。
思わぬところで、夫婦で行く釣りの良し悪しを語り合うことができて楽しかったデス。
船宿ならでは、の出会いですね。きっと。
以上で、八丈島釣行編はおしまいです。長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
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