滋賀県高島市今津町「琵琶湖周航の歌資料館」には数年ぶりに訪れました。
「琵琶湖周航の歌」が誕生した町として資料館が整備されています。
館内に「琵琶湖周航の歌」が流れ周航のロマンと情緒が伝わってきます。
この歌が出来て103年になります。
明治26年の第1回三高水上部、琵琶湖周航からコースは変われど今も毎年就航は行われている。
♪今日は今津か 長浜か♪
大津を出発したボートは雄松、今津、竹生島、塩津、長浜、彦根、長命寺と琵琶湖一周。
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琵琶湖周航の歌
作詞 小口 太郎
原曲 吉田 千秋
1 われは湖の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
のぼる狭霧や さざなみの
志賀の都よ いざさらば
2 松は緑に 砂白き
雄松が里の 乙女子は
赤い椿の 森蔭に
はかない恋に 泣くとかや
3 浪のまにまに 漂えば
赤い泊火 なつかしみ
行方定めぬ 浪枕
今日は今津か 長浜か
4 瑠璃の花園 珊瑚の宮
古い伝えの 竹生島
仏の御手に いだかれて
ねむれ乙女子 やすらけく
5 矢の根は 深く埋もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇めば
比良も伊吹も 夢のごと
6 西国十番 長命寺
汚れの現世(うつしよ)遠く去りて
黄金の波に いざ漕がん
語れ我が友 熱き心