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めいぷるアッシュEnnyの日々是好日

1973年のピンボール

実は未読の村上春樹作品がまだ何冊もある。
最近購入したものもあるし、20年前に購入したものもある。
次にどれを読もうかと悩むのですが、『海辺のカフカ』はいつ読めるのだろうか。



『1973年のピンボール』
村上春樹 二作目の長編 1980刊

1969-1973年(昭和44年-48年)
 
48年前中学生の僕はチューリップの『心の旅』やガロ『学生街の喫茶店』を聞いていたし、ぴんから兄弟の歌も口ずさんでいた。

1973年著者は24歳
学生結婚をしていて国分寺でジャズ喫茶を開店した。


著者が30歳の時に22〜24歳の頃を描いているのか。

22〜24歳の頃の少し怠惰の様であるけれども
その頃は誰にでも記憶があるように
とてもピリピリしていて、少しでも触れるとピッシと幾つも割れ目が走りそうだ。



井上靖や開高健は読んでいる時はすでにお二人とも鬼籍に入っていた。
村上春樹は何より現役バリバリ、ラジオのDJもやってるしね。


内田樹さんの著書『村上春樹にご用心』の中でこの小説に描かれている配電盤を「霊的な配電盤」という題で解説している。

こんなふうに解釈しているのなら自分は100分の1も読めていないと思いつつも、面白いのでページをめくる。

コメント一覧

pon1103
今日は。
私が読んでない短編集の2冊目ですね。
長編も結末や結果、結論というものがありません。
そして、長編どうしが繋がっています。
答えがないので広がりがあります。
isam
東京奇譚集読んでみました。
https://blog.goo.ne.jp/isamrx72
 村上さんの作品を未だ、二冊しか読んでないし、奇譚集ばかりなのですが、常識離れしたところが、ありますね。それはそれで面白いし、考えさせられますが、答えは出ないですが。
 例えば、品川猿、この猿は猿でないですね。人間の言葉をしゃべるし、名札を盗んだりします。カウンセラーが猿の存在に気付くのも、自分の常識では、ありえない。
 長編もこんなんでしょうか?
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