1996年12月 刊25年前の本です。25年前何をしていたのだろう?と思ったりします。人と本の出会いは邂逅なんだと思います。25年前に書店で目に入っていたかも知れないしひょっとして手に取っていたかも知れない。内容は、阪神大震災やオウムにも触れられているし夫婦の関係の事も。『ねじまき鳥クロニクル』に書かれているノモンハン事件やバットで殴打する暴力について 向こうの世界や夢の事を頻繁に表現している村上春樹とユング派分析家の資格を持つ河合隼雄の対談は興味深く、なるほどの連続だった。