以前、原文を読もうとしてすぐやめてしまった。現代文ではないから読みづらい。この本を読んで夜が遥かに暗い時代の日本の習俗や不可思議を表現しているからだと感じた。それらを読者の想像力にゆだねる為に省筆してあるのも難しくしているらしい。原文で読む根気があれば良いのですが。物語の舞台は姫路城以外は馴染みある所親近感が湧きました。一、龍潭譚富山県南砺市・城端町鎮守の杜がある里の風景ニ、高野聖飛騨から信州へ超え通じる山奥の道三、天守物語姫路城四、眉かくしの霊木曽街道奈良井の宿五、妖僧記金沢野田山あたり以上