ここまで本を読んでみて漠然としていますが少しだけ分かった様な気がします。(気がするだけ)
理解が進まないのは親から貰った遺伝子のせいかなぁ?
それにしてもなんだか遺伝はややこしい。
[遺伝と病気]
常染色体の遺伝:常染色体優性遺伝
(雌雄の性を決定する遺伝子をもたない染色体)
(雌雄の性を決定する遺伝子をもたない染色体)
ある病気が1つの遺伝子によって引き起こされる場合、病気になる対立遺伝子が優性の形質である場合と劣勢の形質である場合があります。そのような病気のことを単一遺伝子病(メンデル遺伝病)といい、メンデルの法則に従って遺伝します。
常染色体優性遺伝をする病気では相同染色体上にある2つの対立遺伝子のうちどちらか1つが病気を引き起こすタイプのものを持つ場合その答えは発病(アフェクティッド)します(図1-1)図
にありますようにある子犬がその病気を発症したなら、少なくともその子犬の両親のいずれか一方が発病しており、かつ、原則的には同腹の半分が性別に関係なくその病気に罹ると予想できます。
病気になる対立遺伝子を優性(Dominant)のDとし、病気にならない対立遺伝子をdとして、発病している片方の親が病気の対立遺伝子を2つ持つ場合1頭(イ)と1つ持つ場合(ロ)とで考えたものが図1-2になります。
常染色体の遺伝:常染色体劣性遺伝
劣性遺伝をする病気の場合、相同染色体上の対立遺伝子の両方が病気になるタイプの場合に発病(アフェクティッド)します。片方だけの場合には発病する事はありませんがそのような個体のことを保因者(キャリア)といいます。
また病気の原因となる対立遺伝子をひとつも保有していない個体の事は正常(ノーマル)といいます。
図2-1の1代目のように両親ともに発病していなくてもキャリアである場合両親それぞれから病気の対立遺伝子を受け継ぐと、2代目の犬のように発病することがあります。
3・4代目の犬たちはキャリアやノーマルになっていますがアフェクテッドではありません。その理由はキャリア犬の交配相手となった犬がノーマルだからです。
病気になる対立遺伝子を劣性(Recessive)の頭文字を取ってRとし、病気にならない対立遺伝子をr。
常染色体劣性遺伝をする病気は常染色体優性遺伝と比べると見た目の症状として現れにくいため、知らず知らずのうちにキャリア個体が犬種内(家系内)に蔓延していく可能性が非常に高い。
現在分かっている犬の遺伝病のおよそ半数ほどは常染色体劣性遺伝をする病気であり、常染色体優性遺伝をする病気はそれに比べるとあまり多くはありません。
劣性遺伝する遺伝病は先天性のものではなく成長してから発病する場合が多いのも、犬の遺伝病の蔓延に繋がっているといえます。
繁殖を行う際には、繁殖時点で発病していなくても、各犬種それぞれが罹りやすい遺伝病についてのDNA検査をしておくことが必要。そのようにしていけばキャリア個体を増やしていくのを避けながら、遺伝病に罹る犬を徐々に減らしていくことができる。
性染色体の遺伝:伴性遺伝
病気に限らず、性染色体上にある遺伝子に関連する遺伝のことを伴性遺伝といいます。
オスとメスの違いをつくりだすX染色体とY染色体で、オスはXY、メスはXXという組み合わせ。
伴性遺伝をする病気は、主にX染色体上にある遺伝子の変異によるもの。
図3-1は、X染色体上にある遺伝子が劣性遺伝をする場合のもので、このような遺伝形式をとるものをX連鎖型劣性遺伝といいます。
遺伝はこれにて終了、やれやれ^^;
祖父母等の形質が現れる劣性遺伝(隔世遺伝・先祖帰り)はどこに現れているのかわからない。
ママが両親とソックリというので紛れもなく両親のコピーに違いないのだが
でも減数分裂をしているのでご先祖の形質もしっかりと持っている。
毎日めいぷるとアッシュを見ていている
似てるところもあればそうでないところも
ある総じて似ている!
遺伝恐るべし!!!!!