森見登美彦 著 「恋文の技術」の
朗読会がありました。
会場は満席。
朗読する方は、コマーシャルのナレーション
とかを生業とするプロ。
果たしてどんな朗読会になるのかなぁ。
森見登美彦の著作は殆ど読んではいるのだが
この本は積ん読タワーの一角を担っていて、
いつ読もうかな状態だったのです。
四高記念館で森見登美彦 著
「恋文の技術」??なぜ??
どこかアンマッチな様な。
後ほど分かったのですが担当学芸員が
森見登美彦のファン、それとこの小説の
舞台は能登鹿島。(能登半島の中間辺り)
(森見登美彦の小説の舞台は殆どがが京都)
モデル・めいぷる
ストーリーは、京都の大学院生である守田一郎は、教授から石川県能登半島の中間辺りにある「能登鹿島臨海実験所」に送り込まれ、クラゲの研究に明け暮れている。守田はこの機会に文通の腕を磨き、ゆくゆくはいかなる女性をも手紙一本で籠絡できる「恋文の技術」を身につけようと考え、京都にいる友人知人に手紙を送り始める。が、思いを寄せる伊吹さんにはなかなか手紙を書くことができず、悪戦苦闘する。
主人公:守田からの手紙という形式を取った
「書簡体小説」で、章ごとに宛先が違います。
森見登美彦の小説には学生の主人公が多く
自己主張が強かったり、自堕落な生活を
していたりしているのだが
そんな主人公の手紙をどんなふうに朗読する
のか。
小道具の青いランドセル、朗読者はこの
ランドセルと同じ色のセーターを着ていた。
学芸員の趣向か。
朗読箇所は、主人公が以前家庭教師を
していた小学四年生の間宮少年に宛てた章。
羨望、嫉妬、妬みの様なものが無く
少年に対してのしっかりとした手紙を
読む声はさすが、良い声過ぎる位だった。
多分他の章だったらもっと違った朗読に
なっていたはず。
年内に積ん読から取り崩して読んで見よう。
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