七夕の朝は少し曇りがち、風がとても気持ちよく
夜は雨の予報。
風は気持ち良いのですが、二度寝したせいか、制御不能のトラックを運転していて突っ込んだ夢を見た。なのでせめて風が気持ちよくないと。

毎日ニュースは殺人事件や高齢者の交通事故を流している。
ネガティブなニュースがとても多い。
なので、殺人事件も高齢者の交通事故も増えているのではと思ってしまうが、高齢者の交通事故は減ってるそうだ。

この本のキャッチは「あなたの"常識"は20年前でとまっている!?」とか「10の思い込みを乗り越えて、データを基に世界を正しく見る習慣」
最初、自己チェックのクイズをやる事になる。
質問1.世界の1歳児の中で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
A 20%
B 50%
C 80%
質問2.いくらでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
A 20%
B 50%
C 80%
質問3.世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A 約2倍になった
B あまり変わっていない
C 半分になった
こういうクイズが13あり平均正解数が2問という驚きの結果だ。
チンパンジーがランダムに選んだよりも正解数が少ないらしい。
解答 1.C、2.C、3.C
そこでなぜ正解数が低いの?となるわけである。
著者は最初知識のアップデートがされていない事が問題だと考えますが、どうもそれだけじゃない。
思い込みが大きく作用している。
思い込みを10の本能として分類・表しています。
この10の思い込みを認識・払拭?するのに300ページを割いている。思い込みを取り払わないと正しく世界が見れないと言っている。
1.「世界は分断されている」という思い込み
分断本能
2.「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
ネガティブ本能
3.「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
直線本能
4.危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
恐怖本能
5.「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
過大視本能
6.「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
パターン本能
7.「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
宿命本能
8.「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
単純化本能
9.「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
犯人捜し本能
10.「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
焦り本能
難しい専門用語が無くサラサラと読めたが
ページ数が多かった。