ぷぅ のおまぬけな日々

なんだかしらないけど・・・ぼんやりしすぎなぷぅのつぶやきを

或る人斬り

2014年06月05日 01時25分07秒 | Weblog

5月最後の日、東京へ「或る人斬り」という芝居を観に行ってきた。

次賀慎一朗さよなら公演「或る人斬り」

次賀慎一朗さんという役者さんが、この公演をもって引退されたのだ。

次賀さんを初めて観たのは、2009年 CHUJIだったと思う。

4ヶ月後、CONVOY SHOWを観に行ったときに、後ろに座ってはって
舞台が終わって席を立った時、なぁんかニコニコしてはるなぁ~って思って・・・・

もちろん、あたしは次賀さんだと気づいてたけど、自分を見て笑ってくれてるとは思いもせず。

だけど、どーみても目があってる気がする・・・と思って、恐る恐る「もしかして・・・覚えてくださってますか?」

「はい、覚えてます」 

びっくりしちゃったよ

それから、サムさんと共演する、しないに関わらず、次賀さんを観に行っていた。

ずば抜けた身体能力で、アクロバティックな殺陣に何度も目をムイタ

高いところから飛び降りるときも、一度上にジャンプして飛ぶから、スゴイ高いところから着地する・・・音もなく着地する人だった

この人絶対、前世は忍者だ・・・と思ってた。

舞台の上では、眼光鋭く味方にこの人がいたら、さぞ安心だろうと感じさせたけど
舞台を降りると、なんとも柔和な、はにかんだ笑顔で、思わず手を振ってしまうことが何度もあったよ

幕末の土佐の岡田以蔵を演じた、次賀さん

次賀さんの最後の舞台を飾ろうという、めっちゃたくさんの出演者さん

岡田以蔵という人斬りの人生でありながら、次賀さんと重ねあわせられる台詞や関係性がたくさん読み取れて
悲惨な話ではあるけれど、その裏にたくさんの優しい思いが感じられる舞台だった。

ラスト公演は寂しすぎるし、ちゃんと挨拶したいからと、昼の公演を申し込むことにしたんだけど、
せっかく東京まで行くんだから、やっぱり最後も観ようと大千秋楽も追加した。

そんなわたしに、「その日は一日新宿ですね(笑)」

千秋楽は、センターブロックで。

大千秋楽は、最前列端っこで。

岡田以蔵に、次賀さんに涙をいっぱい流した一日でありました

最後は、出演者、演出家さん含め全員と 「殺陣がしたいです」

そのラストの殺陣は、それぞれの役者さんとの関係性がかいまみれ、素晴らしかった。

小松さんとの殺陣、よかったわ~

次賀さんらしい終わり方だったな~

素晴らしい舞台だったな~

昼間は、近藤勇
夜は、土方歳三を演じたサムさん。 ワンシーンだけど、心に残るシーンでした

新しい道に進む次賀さんに、幸あれ~

 ぷぅ