先週は、サムさん出演の「DONZOKO(ゴーリキー作「どん底」より)」を観てきた。
2012年にも同じDONZOKOという作品に出演。
今回新たなキャストで上演されたのね。
サムさんは前回に引き続き、シングルキャストで辰三さん
当日スタッフとしていらっしゃった鼓太郎さんが「写真撮っていいですよ」って言われたので
パシャリ
木賃宿のなかの、辰三さんの部屋?・・・居場所と寝床
暗くて救いようがないお話の中に、ぽろっ ぽろっ と、くすっ くすっ というシーンが救い。
呑んでぐだぐだだったり、姑息な手段でお金を得ようとしたり、どなったり
かと思えば、昔は通信兵だった、きっと本もたくさん読んだんだろう的なかしこい人だったり
メリハリきいた辰三さん よかった。
男爵は救い。茜さんの鼻歌が、すごく心地よかった。♪ケセラセラ
菊次は、優しかったね。悪ぶってるけど、なんか優しさがにじみ出てる男だった。
戦後のお話だけど、なぁんか今の時代と重なるところもあるよな~って思いながら観てた。
ヒロイン雪江が、姉と義理の兄に暴力を受けてるけど、逃げ出せない姿
DV被害を受けてる人の心情ってこうなのかな・・・とか
自由席だったの。
自由席って、”どの席からでもいい” って思ってたら、特に問題はないと思う。
でもさ、写真見たらわかるかもしれないけど、舞台が低かったりすると
せっかくの熱演も「声」しか聞こえず、姿がまったく見ることができない席ってのもあるわけよ。
だから、やっぱり席って重要って思う。
もしくは、傾斜が必要だよね・・・
ぷぅ