メダラ

2019-08-12 15:58:45 | みんなの花図鑑







落葉低木
北海道〜九州の日当たりのいい山野に生え、高さ3〜5m。刺はないか少ない。
刺の多少以外はタラノキと同じ。
葉は枝先に集まって互生し、長さ約1mの大形の奇数2回羽状複葉で、葉柄の基部は茎を抱く。
小葉は5〜9枚、長さ5〜12cmの卵形で、先はとがり、鋸歯。
大形の複総状花序に小さな白い花を多数つける。果実は球形で黒く熟す。花期は8〜9月。

 冬芽は、円錐形。頂芽は大きく、側芽は小さい。葉痕はV字〜U字形。維管束痕は30〜40個。
学名は、Aralia elata f. subinermis
ウコギ科タラノキ属

棘が多いものをタラノキとし、刺のないか少ないものを品種メダラとして区別する考えがある。
葉の形態について、普通図鑑では奇数2回羽状複葉とされるが、タラノキは複数の形式が組み合わさっていて掌状羽状複葉に分類されている。