前回、『仲人の近代』という本を話題に出した。 この本に関しては、江戸時代への幻想、伝統にまつわる幻想や誤解、優生思想、共同体の構造とその崩壊、会社共同体とその機能など
前回の覚書はリバタリアニズムの問題点や愛国と権威主義などを扱っていたが、今回のはどうも244で書いた体系化・構造化の欲望や、246の日本社会論の話に立ち返っているようだ。...