晴れの日にはひかりの色を雨の日には空のなみだを風の日には聞こえくる音の色を雪の日には凍てついた塊を融かし入れるどんなときもこの浜がわたしを呼ぶのだ
みをゆだねるのはあたたかなへやかかぜやあめのなかかじぶんでえらべるわたしはこれはしあわ...
いちどじぶんをまっさらにする「よごれちまった」こころをなみであらいかぜでかわかしおとに...
きっと海の音をなつかしんでいる
その日その海もかがやいていた
雨ふらなくてよかっただってまどからこんなにひかり