番号:0120-987-215(通話料・相談料無料、秘密厳守)
主催:特定非営利活動法人POSSE
場所:当法人事務所(世田谷区北沢4-17-15)
この間、新型コロナウイルスの蔓延に関連し、多くの労働者が解雇や休業を言い渡され、収入が失われたり減少したりしていることが大きな社会問題となっています。NPO法人POSSEにも、コロナ不況に関連する労働・生活相談が多数寄せられており、4月1日までに新型コロナウイルスの蔓延に関連する労働相談が約300件も寄せられています。
そのような中で、私たちへの相談傾向を見ると、最近では、特に以下2点の問題に関連する相談が増加しています。1点目は、新型コロナウイルス感染防止の措置が十分に取られていないままに、感染リスクを抱え労働を強いられているという相談です。2点目は、特にそのような感染リスクが高い状況での労働が立場の弱い非正規雇用労働者に押し付けられている相談です(非正規雇用差別)。
(ケース1)「家族が基礎疾患を持っているので、感染防止のため満員電車を避けて自宅勤務や時差出勤をしたいと申し出ているが、会社が許してくれない。感染しないか不安で仕方ない。」
(ケース2)「高層ビルで窓も開けられず密閉空間で同僚らと隣同士で働いている。感染リスクが高いので在宅勤務を希望したが、会社から断られた。いつ感染してもおかしくない状況で働いている。」
(ケース3)「派遣で働いているが、正社員の人は週3勤務になったり、在宅勤務の許可が出ている。自分も申し出たところ、派遣社員だからという理由で断られた。」
政府は、集団感染の温床となる密閉、密集、密接の「三つの密」を避けるよう呼びかけていますが、実際には、労働現場ではそれが十分に担保されておらず、高度の感染リスクを抱えたままに働かせられている労働者が数多くいます。
そこで、NPO法人POSSEでは、4月4日(土)、5日(日)に、無料労働相談ホットラインを開設することとしました。感染拡大が連日報道される中で、労働者の健康・安全確保が急務です。感染リスクへの不安を抱えたままに働かれている方、特に、非正規雇用で正規雇用と理不尽に差別され感染リスクの高い労働を強いられている方は、お気軽にご相談ください。
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