大阪府堺市の ミニベロとスポーツサイクルショップ 「自転車処 ぽたりんぐぅ」 です。
寒い時期が続くとなかなか自転車に乗る機会がなくなりますね。
僕自身も通勤の自転車が関の山でそれ以外ではほとんど乗っていない状態です(汗)
こんな時期は自転車を来るべきハイシーズンに向けてメンテナンスしてやるのも大事なことです。
今回はちょっとしたことですけどお客さんと話していて気になった事です。
それはVブレーキに限らず、ブレーキシューを取り付けるときなんですが、
スペーサーや可動ジョイントが付いており、シンプルなんですがシューの「あたり」を調整する重要な調整ポイントになります。
意外と見落とされがちなんです。このジョイント部にグリスアップをしていない物を結構見受けます。
ショップさんによってもしないお店も結構あるみたいです。
でもここにグリスを塗っておくとブレーキのシューがリムに当たる角度を調整する時の作業性と精度がグッと上がります。
小さいことなんですが、こういったことの積み重ねが乗りやすい自転車になっていくんでしょうね。
自転車はこういった小さな部品の集合体ですので一つ一つの手の掛けようで大きく乗り味に差が出てしまいます。
先日、お客様から「何でそんなところもグリス塗るんですか?」と質問されましたんで、ちょっと書いてみました。