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亡父が若かりし頃、山を担いだ事があったので
我が家にとってお祭りといえば博多山笠でした。
前日から博多入りし、飾り山をぐる~っと見て、
翌日は、夜もまだあけやらぬ頃から櫛田入り。
博多一本締めの後に鳴り響く太鼓の音。
活気と熱気が交差する中に、
一本ピーンと張りつめる凛とした空気。
大学を卒業してからは、追い山見物はしなくなりましたが、
今でも博多の町で山を見ると
心がワクワクしてきます
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で、今年は久しぶりに博多山笠を
お出かけ情報で紹介することになりました。
博多山笠という言葉は知っていても、
なかなか他県の人は見る機会がないので、
見所や面白さなどを紹介しようと思っていたら、
「博多山笠は有名な祭りで誰でも知っているので、
違う視点から紹介して欲しい」と担当デスク。
ならば。。。と、博多人形と山笠という視点で
紹介することにしました。
さぁ、アポ入れも終わり、事前に資料を読むだけになった時に
デスクが「山笠のイラストを発注しようと思うけど何がいい?」。
「写真は飾り山と博多人形の予定なので、
追い山の様子を描いてもらっていいですか」。
すると、無反応のデスク。
「追い山ですが…。15日に櫛田入りした山が境内をかけぬける…」
と説明すると、
デスクの口から出た言葉は
「博多山笠って聞くけど、どんなのかよー知らんとたいね」。
は?
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みんな知っとるけんって、今回違う視点からって言わなかった?
は?
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よー知らない?
制作者が知らずして世間は知っているという、
その判断はどこからきたの?
ど~りで、さっきイラストレーターから
イラスト発注の催促電話があった時に、
「山笠と博多人形ば絡めて書くとか言いよるけど…」と
人ごとみたいな言い方をしていのね
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いいちゃけど。いいっちゃけど。
有名な祭りっちゃけん! 仕事上知っとけー
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その後、ホームページで
イラスト発注のために追い山の写真探し、
デスクのために博多山笠の流れがわかる動画を探し、
メールしてあげました。
私、本職ライターなのに編集者みたい
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