古里の盛岡に行ってきました。
若い頃は洋服を買いに行ったり、食事をするくらいで、
小さい街だと不満気味で、仙台に住みたいと思っていました。
今では、盛岡と仙台、住んでいる年月が同じくらいになりました。
盛岡の記憶が、すっかり遠ざかってしまうほど・・・・。
昔は古い物が当たり前のように存在して、次々と現れる新しい物に
目が向いている時代でした。
いつの間にか大きな病院が移転したりと、街並みも変わっていたのですが、
県庁や古い建物が残っているとほっとします。
去年から、一ヶ月に一度、日帰り帰省をするようになり
姉にいろいろな場所を教えてもらうようになってから
なんて素敵な街なんだろう・・・・・と大好きになりました。
特に味わいのある紺屋町・・・・。
ここで、カフェを営んだら、きっと穏やかで、素敵な人生を
送れるのではなかと想像したりします。
訪ねたのは前から行きたかった、カフェ「carta」(カルタ)さん。
盛岡の県民会館の後ろ側にあります。
看板は出てません。
姉がよく行くそうで、連れていってもらいました。
改築は、ほとんど自分達でしたそうです。
もともとは蔵だったので、外は暑いのに、中はひんやり気持ちいい。
シンプルで穏やかな空間は、ひそひそと内緒話のような会話になります。
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照明使いも居心地がよく、家具やライト、ひとつひとつに
こだわりと愛情がこもっています。
また、行ってみたいな。
近くには、大銀杏。
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街の人たちが、木々、橋、自然、岩手山、景色、生き物・・・
ひとつひとつに愛情を注ぎながら、生きているのを感じます。
素敵な街。
丁寧で素朴な、生まれたての気分になれそうな夢の世界。