こんばんは~(o^―^o)ニコ
昨日は、群馬県 赤堀花菖蒲園へ行った帰りに熊谷市の
国宝 歓喜院聖天堂を見て来ました。

歓喜院聖天堂は大工棟梁 林正清が15年かけて工事の費用を集め
再建をするが、利根川の洪水で中断したりで25年の歳月が経ちます。
正清が亡くなった後は息子の正信が建立させました。


本殿の緻密な彫刻に豪華絢爛の彩色が目を見張ります。






拝殿、中殿、奥殿の三棟が連なるのを権現造りと言います。

龍、獅子、狛犬、仁王など一対の物は阿形(口が開いていて最初に出す音)
吽形(口が閉じて最後に出す音)と言います。
そこから宇宙の始まりと終わりを表しています。

彫刻には色々教えが彫られていますが、「三聖吸酸」
三人の聖人が(孔子、釈迦、老子)一つ瓶を囲んでいます。
お酢をなめると、その酸っぱさを共感している様子を表現しています。
儒教、仏教、道教など宗教や思想が違っていても、同じように感じる
「三教一致」を意味しています。

こういう説明をボランティアの方が1時間をかけてしてくださいます。
分かりやすいお話で勉強になりました。
心穏やかになりました~
では、おやすみなさい~~~