愛情表現

ふと、思ったこと。

ボルトの辞書に「人見知り」という文字はない。



呆れるほどの甘ったれで、愛情表現もかなりダイレクト。
初めて会った時から、「なでれ～」と鼻先でグイグイ、ツンツンを繰り返すし
伏せて落ち着いているかと思えば、ちょっと目があっただけで
ニッコニコしてプレイバウを連発し、一瞬でテンションがうなぎ登りだし。



そうかそうか、と、頭やら顎やらをイイコイイコすると
途端にじっとして目を細め、すご～～～くシアワセそうな顔をしてくれる。



なんとも愛情の注ぎ甲斐があるヤツだよ、キミは。



推定3歳だけれど、頭の中はとってもオコチャマなボルト。
大好きな人にベッタベタに甘えたくて仕方がないって感じ。
我が家の場合はどうしてもモノクローズを優先させるため、ボルトは3番目の
ポジションに甘んじていますが、本犬的にはあんまり納得いってないかも。

先住犬のいない家庭で暮らしたら、それこそ本当にベッタリなコになること、確定です。


そんなボルトだからこそ、大事なのは、バランス、かな。

お互いがお互いを必要としてる、そう感じられる関係を築くには最高のコです。
きっとこちらが与える以上の愛情を、惜しみなく直球で返してくれるはず。
わかりやすく全力で、大好きだよって訴えかけてくる、そんなボルトです。


でも、だからこそ

誰からも愛される存在でいてほしい。
「見た目はイカツイけど、すごくおりこうさんなのね」って褒められたい。
大きい犬は苦手だけど、ボルトなら平気、って言ってもらいたい。
どこへ連れて行っても恥ずかしくない、スマートな振る舞いが似合うコであって欲しい。


たぶん、そのためには

ボルトに注ぐ愛情の質、みたいなものを理解する必要がありそうです。
盲目的で、箱入り的な愛情よりも
広い視野で、一歩引いて、していいこと、してはいけないことを
ボルトにわかりやすく、きちんと伝えることができる愛情が不可欠。
家族だけでなく、社会から愛される犬になるためのお勉強は、欠かすことはできません。



これからずっと、大好きな人のそばに居続けるために
人の中で生きていくためのルールを、しつこいくらい根気よく冷静に、時には厳しく
たっぷりの愛情とともに伝えてくれる、そんな里親さまをお待ちしています。









9月25日（土）13時～15時
アニマル・ハート・レスキューの里親会が開催されます。
たくさんの犬・猫が、新たな一歩を踏み出すチャンスを求めています。
VOLT（ボルト）も参加しますので、ご家族そろってぜひ会いに来てくださいね。