藍屋の白袴

テレビアンテナを建てました！



永らくテレビはケーブルで見ていたんだけど、録画設定とかが非常に手間。
さらに子供がアニメやお笑いをつけているとニュースが見られなかったりしたので、新年度に向けて思い切って環境変えました。
映像用接続ケーブルもデジタルになったので、へえ？と思うほど画像もクリアに!
これまでテレビの仕事しているのに見る環境がイマイチ不完全だったのは、藍屋の白袴というわけですね（^^;)

そもそもケーブルテレビはCSを見なければいけなかったからやっていたんだけど、トライアル番組をやらねえCSに用はねえ！
今回つけたBS用パラボラアンテナでCSも見られるんだけど、というわけで当面契約の予定はなし。
それより地上波やBSにトライアル映像を売り込もう！

手作りの春

3月が近づき、大分暖かくなってまりました。もう春ですねえ。
中華街も春節を迎え、春らしい飾り付けでいっぱいです。



でもこちらの鳳凰は朝寝坊して、あわてて出勤してきたOLのよう…



こちらの龍は、今にもくしゃみが出るのをこらえているみたい。花粉症なのでしょうか、それともヒゲが鼻腔をくすぐって、うはっうはっぐはっ…



こういうものを作るメーカーなんて無いから、中華街のおっさんたちがニンニク臭い手でちまちま手作りしているんでしょうね。
でも大資本が入って外側だけ隙のないものを作るより、ハートがこもっていてよろしいかと。

さて2010年のシーズン開幕も近づき、これからわたくし各所取材を進めます。
明日はモタード、来週はエンデューロ、再来週はいよいよ全日本トライアルの開幕戦。
今年も大企業は撤退のままのようだけど、オフの間に手作りで準備を進めてきたライダー諸氏の活躍を、私もハートを込めて描きます

この中華街のお寺は、3年前長男の高校受験の時、霊験あらたかだった所。
今回もロウソクをともして、今年の自分と家庭とオートバイ界の発展を祈願です。



お賽銭100円でかなり沢山のお願いをしちゃったけど、果たして御利益はいかに!?

カールじいさ

映画を見に行ったのは、1年ぶりかな？
前回はポニョ、その前は「華氏911」だったかな？
「東北大会」が一段落した隙間に、今回はこれ。



「カールじいさ」んの空飛ぶ家。
吹き替え版だけど、いま噂の3Dでございます。

トライアル映像を作っていると、現場で見たあの高さ、角度が画面に出なくて悔しい思いをすることたびたび。
3Dの可能性を探るためなんだから、費用は必要経費で落とそう

3D映画には4つくらいの方式があるんだそうだけど、ここの映画館はこのメガネを使います。



結構重くて、2時間かけ続けるのはつらかったです。
近視で別にメガネかけている人も大変そうだし、涙を拭くにも不適切。
使い捨てタイプではないので、前の人が触ってレンズが汚れていることも。

千昌夫のホクロのような真ん中の黒い部分で、スクリーンから照射される赤外線を感知して、左右のレンズを調整する仕組みだそうです。実際上映中にこの部分を指で塞ぐと、明るさ倍の平面画像になりました。

その3D画像なのですが、最初のうちはかなり目が疲れます。
完全な奥行きのある立体ではなく、数枚のガラスを立ててそれぞれに平面画像が映っている感じ。
特に手前のモノ舐めでの構図など「ほーら立体だぞー」という演出をされると「あ～あ」でした。

でも目が慣れるのか演出の方法なのか、途中からは自然に楽しめるように。
3Dで観られるものは3Dにした方がいい感じです。

さて映画の出来ですが、傑作ではないですが僕はとても気に入りました。
制作総指揮のジョン・ラセター氏は宮崎駿氏の友人だそうだけど、飛行や雲のシーンはラピュタによく似ているし、沢山の風船の動きは「ハウルの動く城」が歩いているところのように「ああ、これを作りたかったんでストーリーでっち上げたな」という感じ。
世の中の「大作映画」と違うのは、恋愛やらちんけな正義や人類愛やらが絡んでこなくて、作家が自分のこだわりを好きなように作っている所でしょうか。あえてホームランを狙わず、こつんとバントをして球のころがりを作家が楽しんでいる感じです。

この「作家性」というものは作品においては一番大切だと思うのですが、いわゆる「大作」はスポンサーやプロダクションからいろんな注文がつくので、作家の「想い」を貫き通すことがまず不可能になってしまいます。
俳優も監督ではなくて、事務所の売りたい役柄を演じなくてはならないしね。
今回は役者のいないアニメということもあり、かなり自由に作っていたのがよかったです。

でも上映開始寸前となっても館内はこの状態。



250人収容のホールに、客は14人しかいませんでした。

おかげで一番いい席で観られたけどねえ。
午後からは「アバター」の上映となるそうだけど、そしたらわんさか客が来るんだろうなあ。
「アバター」は多分テレビでしか観ないからなんとも言えないけど、でもきっと僕は、作家とお話できるようなこっちの作品の方が好きだろうな。

「スーパー全日本」のお客様はお陰様でさすがに14人よりは多いけど、でもそんな僕だからきっとあんまり利益が出ないのね。

ささやかなお正月

皆様、新年おめでとうございます。オートバイには厳しい環境の続きますが、どんなお正月を迎えられたでしょうか？

ウチはとりたててどうという事はないのですが、僕が年末の仕事に追われている間に、家内がおせちを作ってくれていました。



おせちってウチでは買うことが出来ない位びっくりするほど高いのに、無理して買っても味はやっぱり既製品。
そこへ行くとこれはオール手作り。出汁は自宅で削った鰹節だし、んめえ。
金持ちにはもしかしたらこれは味わえないかもね。
聖書に「貧しき者よ、幸いなれ」と書いてあるのはこの事だったのね（違）








それはともかく、わたくしは正月なんて関係なく、押している2009年全日本トライアル東北大会の編集を進めないと。
もたもたしていたらすぐに真壁が始まっちまうぜい。

続・煮詰まりシルバーウイーク

工作船見学を終わり赤煉瓦倉庫付近を歩いていると、どこからかブルースの音。
なかなか上手いので最初は有線放送かと思っていたんだけど、生演奏でした。

港の海に浮かぶ「はしけ」と呼ばれる浮き船みたいなところで、5人組の演奏。
ブルースっぽいジャズで、リードをとるのはハーモニカ。
へー、日本でこれだけブルースハープが吹ける人がいるんだあ。
あとから調べたら加藤友彦バンドというそうで、B'sや大黒摩季などのバックもやっている、それなりの人みたいです。



入場無料とは書いてあったけど、礼儀として一応ソフトクリームを購入。
なんとセルフサービスのアイスで、僕は最初右回りか左回りか迷ってしまい、う●このようになってしまいました。



後からやった家内は店の人に「これは上手い」とほめられていたけど、巻き方で味は変わねえだろうって。

ハーモニカが奏でるジャズ&ブルース。
子供の頃テレビでハーモニカプレーヤーを見たのを思い出します。
フトコロからさっと取り出した小さな楽器で、それは見事な音を出していいなあ！と思ったものです。
ピアノは妹に抜かれてやめたし、ギターも挫折したし、でもハモニカなら出来るかも？

今にして思えば、あのプレーヤーの名は、スティービー・ワンダーさん。
そりゃ上手いはずだわなあ。
あやうく世界の超一流に挑戦するところでした。

こちらは、「はしけ」の上でのブルースハープにノリノリだった外人さん。



声をかけるチャンスがなかったのが残念だけど、この風ぼうと色合いは、アイルランドの方？
そういや毎年この時期はデ・ナシオンの取材で、アイルランドの人とも会っていたモンだなあ。

※下の写真は2005年にデ・ナシオン/イタリア大会で会ったアイルランド人。


洋上ライブはサッチモの演奏で名高い「What's a wonderful world」で締め。
お聞きになりたい方は、ここのmusicに音声ファイルがありますです。
http://www.myspace.com/ktb01

この曲を聴くと、家内はホンダ/シビックのCMを思い出すそうですが、僕はなぜかアメリカ軍のヘリがベトナムで負傷兵を運んでいるシーンが浮かんできます。
そして海の上で催されていた演奏は、ハモニカ吹きが「やっぱり海の上なんで、揺れるんですね。気持ち悪くなってきました。うげげ」とのことで、無事(?)終了しました。

煮詰まりシルバーウイーク

世の中連休だったそうじゃないですか。
こちらは関係なく連日の編集作業。でもそのかいあって、ようやくoffrideTV4号の完成が見えてきました。
今日は編集上がりからナレーション録りまでに空いてしまった、空白の1日。
それでも午前中は仕事していたんだけど、夕方になってちょっと外の空気を吸いに横浜みなとみらい地区へ。
モニターで疲れた目には、海を見るのが一番です。
そして見えてきました、海と船。



この速そうな船は沿岸警備隊の「しきしま」。でもここから動いているのは見たことがありません。もしかして氷川丸みたいにコンクリートづけ？
この船が番をしているようにすぐ横にあるのが、これ。



以前お台場にあったものを移転してきた、某国の工作船展示館です。
入場は無料で入り口に張ってあった注意書きでは、中での飲食およびスケートボード等は禁止。さすが横浜、ここでもスケボーする人がいるんでしょうね。でも某国の脅威を広く知らしめたいのでしょう、写真撮影はOKです。

というわけで撮ってきました。まずは全体像。



結構でかいです。でもむき出しになっている内部はかなりアナログな感じ。
エンジンは2基だそうですが、スクリューは4つもあって、こりゃ速そうだ。



船と一緒に引き上げられたという遺留品もいっぱい。





この他にロケットランチャーなどもあったけど、全体に太平洋戦争時代の臭いから抜け切れていない感じ。
無線機なんか、僕が中学生時代にあこがれていたハムの機材みたい。



この展示、どこにもこの船がどこの国もものなのかは表示されていないのですが、こんなものもここから見つかったと婉曲に国名を示唆しています。



でもエンジン等にはロシア語が書いてあり、こんなものも船内にあったそうなので、もしかして旧ソ連か大日本帝国海軍の末裔という可能性もあるわけです。



そして極めつけはこれ！



うわーい、これって昔のアニメや特撮によくあったやつじゃん！
本当にこんなショッカーみたいな軍隊があるんだあ。

とりあえずは、編集に煮詰ったと文句言っていられる自分の環境に感謝です。イーーッ!!!

明日はoffrideTVのナレーション録りでまた煮詰まり生活に戻りますが、船と海の話はしばらく続きます。

それとなく似ている件について

世の中ゴールデンウイークだそうです。
そんななか、ウチには明日二男の担任が家庭訪問に来るそうです。
大あわてで応接間を掃除。
この部屋は掃除をすると必ず、昔買って普段はどっかに消えているフィギュア、スターウオーズのグリーバス将軍がどこからともなく出てきます。

というわけで、ただ今のウチの守護神、阿修羅様の公式フィギュアと並べてみました。
どことなくそっくりさん。
仏と闘いある日改心して帰依したという阿修羅と、ジェダイに敵対していたグリーバスさん、そんな意味でもどこか似ているのかもですね。

さてさて私のゴールデンウイークは、全日本トライアル九州大会の取材で、明日早朝から出発です。
なのでせっかくの家庭訪問には立ち会えません。1000円高速大活用で、往復3000kmの走破に挑戦です。

本当に1000円で九州まで行くことが出来るのか？
ガソリン代はいくらかかるのか？
車内仮眠は腰痛にどんな悪影響が？
中断せざるを得ないオフライドTVの編集は間に合うのか？

いろいろきわきわですが、頑張って参ります。
とりあえず皆様、九州大会の速報をお楽しみに！

真理子ちゃん

昨日は広大なモトクロス/エンデューロコースを持つ、千葉県の「ガッツ木更津」に取材に行ってきました。
アクアラインは行き/帰りとも大渋滞。特にPAの海ほたるは「満車」の表示にもかかわらず長蛇の列。
高速が1000円だからって、何もSAに遊びに出ることないじゃないねえ。みんなもうちょっと楽しい遊びを見つけようよ！

「ガッツ木更津」は、名物ライダー　ウイリー松浦さんが作ったオフロードパラダイス。
僕もいろんなサーキットやオフロードパークに行ったけど、ここは子供の数が多くてびっくり！
それもお父さんを見ているだけじゃなくて、みんなバイク乗っているんですよ。
うーん、君たちは将来選手にならなくても、きっと高速のPAに並ぶ人より絶対面白い人生を送れると思うよ

さてそのガッツ木更津で僕は昔の女(^^;)と再会！
なんと萩原真理子ちゃんぢゃあないですか。
まあモトクロスをやっているんだから不思議はないんだけど、へー、元気していたんだ。

ウイリー松浦さんはこの場所にいずれトライアルが出来る場所も作りたいような事も言っていました。
その時は真理子ちゃん、是非セクションコーディネーターとして腕をふるって下さいね♪

キャサリン増田

2次元の美女二つに続き、3次元の女性登場です。

Moto1オールスターズに登場したこの女性。
拙作「モタードマスター」に登場するライダー、ジョーズ増田さんの奥さん。
その名もキャサリン増田。

この名前はタレントのスザンヌのお母さんからの流用と思われますが、スザンヌお母さんよりお若いキャサリン増田さん。
たまたま現地で泊まった宿も同じだったのですが、ホテルの朝食バイキングからこのいでたち。
「開幕戦なので、何色にも染まれるよう白にしました♪」だそうです。

レース中はご主人のレースクイーンとして大活躍。見上げた遊び心でございました。

Tr世界選手権第2戦

4月26日、ポルトガルで開催された世界選手権第2戦の結果です。

優勝　ボウ　4+TP1+0=5
2位　ラガ　8+TP1+4=13
3位　カベスタニー　14+TP1+6=21
4位　ファハルド　14+TP2+13=29
5位　フレイシャ　30+8=38
6位　藤波貴久　24+18=42
7位　ダビル　28+TP1+14+TP1=44
8位　ランプキン 21+27=48
9位　グビアン　35+18=53
10位　ブラウン　30+30=60
11位　オリベラス　41+25=66
12位　ヒンマネン　59+48=107

というわけで、まさかの6位…
うーん、昨年終わりの走りを見て「今年は行ける」と思っていたのですごく意外です。
昨年の走りから今年はもう終わりなのかなあ？と感じたカベスタニーの復活にも、失礼ながらびっくり。

写真はボウ。3点以上を1回もとらず2ラップ目はオールクリーンなんて、一人別次元の走りのようです。