PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

九州大会プロローグ

2010-05-03 15:14:46 | トライアル
この間までの寒さが嘘のような、ほんわかしたゴールデンウイーク。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

わたくしと同じく家で煮詰まっている方にお送りしましょう、九州大会前日に覗いた熊本城斉藤寝具情報です。





さわやかに晴れて暖かい今の天気からは信じられないくらい、今年の4月は寒かったですよね。
でもおかげで熊本の桜はまだ残っていました。





風が吹くと、こりゃまた見事な桜吹雪き。



他の観光客からも歓声が湧きますが、ほとんど日本語が聞こえてきません。
どうやら韓国、台湾、中国の方々でしょうか。彼らにとって「桜のように散る」は微妙な所もあるかと思うのですが、単純に自然を感じる心だとすれば問題ないのかな?

熊本城は各所が博物館になっていて、板張りや畳もあるため靴を脱がないと入れないところも多数。
このため入り口で地元のパートと思われるおばさんが、靴を入れるためのコンビニ袋みたいのを配っています。
でもこのおばさん、観光客の顔を一瞬で見分けそれぞれの言葉でお願いをしているんです。
博物館内部の解説も、客に合わせ各国語を使い分け。
あまりに見事だったので尋ねてみたら、「そうですね、中国語と韓国語は出来ます。英語は今勉強中です」とのこと。
この他にも日本標準語に加え熊本弁も出来るんだろうから、5ヶ国語駆使の超バイリンガル!熊本のおばちゃん恐るべし!
ちなみに東洋人の顔を一瞬で見分ける技は、ツアー客がつけているバッジを見ているとのこと。
きいてみればなるほどだけど、うーむ、見事な裏技。



さてトライアル関係者として気になったのは、やはりこれ。





石垣です。
うーん、手前のラインはこうだろ?
3速で行けるかな?いや4速??マインダーのお助けポイントは?
藤波かボウなら登っちゃうかもしれんなあ、などさっそくトライアル談義です。

やわらかな土壌に巨大な天守閣を建てるために、裾をなだらかにして底面積を大きくとり、上に行くにしたがって勾配が急になる熊本城独特の「武者返し」。
秀吉の朝鮮出兵に従いエライ目にあった加藤清正が、その経験をもとに作ったのだそうです。
300年後の西南戦争では、官軍の立て篭もるここを包囲した薩摩軍もついに攻めきれなかったそうで、西郷隆盛は「おいどんは官軍に負けたのではなか。加藤清正に敗れたでごわす」と言ったとか。



天守閣の入り口では、戦闘態勢を整えた武士がお出迎え。



これを見ても「あれ?あの人国際B級で見たような顔だな?」とここでもトライアル。
「来年の九州大会はここがいいね。セクションも高いステアやヒルクがあって見応えあるし、駐車場も売店も完備!」とか。
そもそも徹夜で走って九州大会まで行こうなんてすること自体、病気ですよね

というわけで、関東大会が完成したビデオ編集は、引き続き九州大会に入っています。
GWなんて関係なくがんばりまっす

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