活発に、生きましょう

不活発に陥らないためにできること

生活不活発病を予防して不健康を回避

2022-08-22 05:52:21 | 利用者

介護施設の利用者は、生活不活発病になりやすい傾向があります。これは高齢者によく見られることで、あまり動かなくなることで体の動きが鈍くなってしまう症状です。
怪我が原因で長期の入院生活を余儀なくされたら、そのまま寝たきり生活になってしまったという話は少なくありません。
介護施設で生活するようになると、自宅にいたときとは生活における活動内容が変わってきます。今まで散歩や買い物を楽しんでいた人が急に動かなくなると、生活不活発病を引き起こしやすいです。

介護の現場では利用者の生活不活発病が起こりやすいため、介護士はできるだけ入居者に動いてもらうように工夫しましょう。
利用者のすべての面倒を見てあげることは、よい介護とは言い切れません。動かないことに慣れてしまうと、次第に動くのが面倒になっていく人が多いです。
できることは自分でやってもらい、利用者が自分では難しいことだけ介助することがポイントです。

入居者の生活不活発病を防ぐためには、動いてもらえるように工夫する必要があります。例えば入居者の周りを片付けて、安全に動けるように整えることです。
近くにモノが散乱している状態では、転倒して怪我をするリスクがあります。怪我をしてしまうと、それがトラウマになってさらに動くことを拒むようになる方が多いです。
移動するときに杖を使うのはまったく問題ありません。
車いすを使うよりも、杖を使って歩いたほうが体によいのです。運動は筋肉や関節の機能低下を防ぐ意味でも有意義です。
◎生活不活発病に関するおすすめサイト:http://iryounoyakata.com