タイトルはいつか決めます

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更新はあまりしないです。

アドベントカレンダー12/12用

2019-12-09 21:44:58 | 日記
simutransアドベントカレンダーもほぼ中間地点の中ごろになりました
今回の本題は現実のバスターミナルをシムトラ世界に落とし込もう、です。
バスターミナルって全部が同じ形ではないので何個か知ってれば景観にも差がついていいですよね。そこまで難しくないので軽い気持ちで見ててください。

早く本題行きましょう。
ここでは便宜的にバスターミナルの形に名前を付けますが特に深い意味はないです。

1.終端型
道路の終端がバスターミナルになっているもの、中山駅北口が分かりやすい例だと思います。
以下メリット・デメリットです
メリット
・バスの通り道が一本なので管理しやすい
・大きさによっては待機所とタクシー乗り場等を分離できる
デメリット
・狭い、開発に限りがある、拡張性がない

これが落とし込んだ姿。場所によってはもっと広げてもいいかもしれないですね。これが終端型の最小でできるマス数です。

2.退避型
道路の一部分が広がっていてそこがターミナルになっている形です
写真は保土ケ谷駅東口と十日市場駅です。
以下同じように
メリット
・ターミナルの動線が一方向なので分かりやすい
・ターミナル中に仕切りを作ると乗り場等が増やせる
デメリット
・片側からは入りやすいけどターミナルの対向車線から進入する場合はターミナルに入る手前で待つ時間ができる
・仕切りを増やすと整備や経路の設定がめんどい
落とし込んだのはこちら、中の人が一番使ってる形です。使いやすい。
適当にバスターミナル作ると大体がこの形になってしまいます。適当すぎますね。

3.側道型
バス通りが駅に面していないときに見られるものです。
画像は根岸駅と長津田駅南口です
メリット
ほぼ終端型と同じ
デメリット
・狭いところに作るのでおのずと狭くなりがち
・待機場もあまり作れない
・出入口の線が限定される
待機場なしや大きくしないでもいいならこれでもいいと思います。

4.本線型
待機場なし、折返し設備無しのバスターミナルです。ターミナル…?
実物を見てみましょう
こちら和田町駅です。普通のバス停ですね。
これどうやって折り返すんですか?という疑問になるかもしれませんが大体は道路を左折/右折を繰り返して戻るかそもそも車庫まで回送するからいらない場合が多いです。
和田町駅の場合は赤く囲んだ部分で待機できます。狭い。
実際でこれなのでシムトラにしてもただの停留所と変わりないです。
狭すぎて拡張の余地がないときやお金を節約したいときにおすすめです。

以上でバスターミナル解説は終わりなのですが、そのスペースすらないときはどうすればいいのでしょうか?答えは簡単、折り返さなければいいのです。
こちらは横浜市の磯子台団地です。赤い線のようにバスが一周して戻っていきます。これを[ラケット循環]というそうです。

ところ変わって横浜市の笹山団地、ここもラケット循環のようですが
笹山団地行きのバスは赤い線で回り、赤い線の途切れる[笹山団地中央]というバス停が終点となり、緑色の丸で囲んだところの待機場まで引き上げます。
逆に笹山団地始発は、待機場から青い線の始まるところの[笹山団地]から客扱いが始まります。

以上でアドベントカレンダー用のは終わりです。以下感想
初めて参加させていただいたのですが自分なりにターミナルの構造をまとめてみて、横浜市ばっかりじゃねーかという点と、資料集めと現地調査に行けず、マップのスクリーンショットで済ませたところは少し反省してます。あとデータとびが無ければもっと早くにできてた。
昨今、OTRPによる二車線化や降車専用バス停、細かい待機時間の設定などもできるようになり、鉄道の増解結の裏で盛り上がっているシムトラバス界隈です。急行バスや組み運用もしやすくなりました。他社と差をつける為に変なバス運用や本気のバス路線図を作ってみるのもおススメです。
マップの営業所路線図の仮作成版はこんな感じですがこういった物を作るのもまたシムトラの楽しみではないでしょうか。長くなりすぎたのでここでお暇させていただきます、閲覧ありがとうございました。


完全なる余談
使わなかった画像を出そう
ターミナルの形を簡易的に作ろうとして作ったやつ(製作時間:10分)このあと自分が開発しているマップから差し替えしたので何個か没に、こちらは全体を見渡したやつです。

横浜市の富岡バスターミナル、仕入れたはいいものの使いどころがなかった。
以上、お疲れさまでした。残り少ない2010年代、よいお年をお過ごしください。

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