ノ貫つれづれ日記

日常のいろいろを…。

リスのおしりは光らないわ。

2006年08月03日 | 本&映画
Rose in Tideland  ローズ・イン・タイドランド

「主役の女の子の可愛さと(可愛さ)+頭部だけの人形(残酷さ)」のアンバランスさに引かれて前売り券を購入。
CG駆使した辛口ファンタジー映画だと(勝手に)思っていました。
でも、ダメダメ両親を持った可哀想な子供のお話でした。悲壮感はないんですけどね。
ローズもお腹は空いても、自分のことを「可哀想な子供」だとは思っていないようです。

パンフレットに「アンドリュー・ワイエスの絵をイメージした世界観」とあるとおり、確かに草原の乾いた感じや衣装の色使いは綺麗です。
しかし、見ている間じゅうイライラ感が私を襲う。う~。
どうも私はディギンスにイライラしていたみたい。彼がいつかローズを襲っちゃうんじゃないかと、もの凄く心配でした。上映後は結構、疲れてフラフラしていました。

パパ(ドラッグ中毒)が死んじゃったことに気付かないローズ。
日に日に腐っていくパパに金髪の鬘をかぶせてお化粧しちゃうローズ。
「臭いわ~」って呑気に言える臭さじゃないと思うけど。

私の救いはジョデル・フェルランド(ローズ役)の可愛らしさと、彼女の衣装。
久しぶりにアンドリュー・ワイエスの図録を開きました。


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