ノ貫つれづれ日記

日常のいろいろを…。

外見はママ似。性格はパパ似。2

2006年11月15日 | 観劇関係

「鏡の間」の一部。
全景を撮った写真が見つからない

今回は山口さんが出演しているから観にいったのではなく、演出が栗山さんだったのでチケットを取りました。
「箱根強羅ホテル」も栗山さんの演出だったなぁ~(懐かしい)

「M・A」のツボだったところ。
オープニングの音楽・舞台セット・照明。
オープニングでカリオストロが、回っている盆の上でくるくる回っているシルエット。
ルイ16世のバカ殿(王)っぷり。
2幕の背景のセット。
聖母被昇天祭の前の7つの大罪場面。盆も回るがそれぞれの思惑も、マリーの人生の歯車も(マリーの知らないところで)加速をつけて回り始める。このあたりで「曲者揃いだな~」とおもう。
オルレアン公。ただし、黒髪・長髪の鬘が「ベガーズ・オペラ」を思い出させる。「同じ鬘?」と思ったほど。
シルエットになったカリオストロと彼の後姿。長いマントはよかったけど、中は普通の服装(ベスト・パンツ・ブーツ)でつまらなかった。中もズルズルの妖しい格好だったらよかったのに…。

「M・A」の「?」&「こうして欲しかった」ところ。
マルグリットは結局、娼婦館で働いたのか否かよくわからない(原作は読んでいません)
「王妃様は娼婦がお嫌いだ!」って、娼婦っていう職業があること自体、知らなさそう。
チラシのマリーのドレスのスカート部分のデザインがイマイチだった。
マリア・テレジアからの「ダメ出しお手紙」を入れて欲しかった。
最後、いつまでもマリーが寝ているのは…。「処刑→暗転→マリー、はける」ぐらいにして欲しかった。
題名は「M・A」ですがカーテンコールの最後がカリオストロって…。チラシに「全ては、我が掌中の珠の出来事…」ってあるから、この革命はカリオストが操っていたのさっ!て事でカリオストロが最後?

まだあった気がするけど…。う~。
原作を読んだほうがいいのかなぁ。




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