ド~もマグロです。
remusuimin家に飼われている猫であります。
今後ともよろしゅうおたの申します。
ド~もコ~もありませんや
恥ずかしいたらありゃしない。
話ってのは…
ジジは今日はヤボ用で電車に乗って東京へ
電車ん中は10人中6、7人はケイタイとにらめっこしてます。
ジジはこれまでだったらケイタイ音痴でこんな光景を見たら「チェッ」と舌打ちでさぁ。
自分ができてなくて他人が、しかも若造がスイスイというのは許せないからよ。
ところが今日は2ヶ月前にババに勧められてスマホを持たされていたんだね。
ジジの奴、電話もメールもかかってくる相手なんぞ皆無なのに、さもたまったメールを閲覧しているシグサをしたくてスマホを取り出
したと思ってくだせぇ。
まず、かけてるメガネを禿げたヒタイの上にずりあげて目をしばしばさせながら人差し指で画面を得意げにツ~ン、ツ~ンとスクロー
ルし始めたのよ。
なに、過去メールの羅列をただ、ツ~ンしてるだけでなんも見るべきモノなんぞあるわけないんだから〝オレサマだってスマホ使いこ
なしてんだ〟というのをアピールしてるだけの話。
と、ジジの隣の座席の兄ちゃんがおもむろ~にスマホ取り出して、右手のみでスイッチオン、ロックをは
ずし、スイスイと親指一本で画面をスクロール、メールの文字打ち込みも親指一本で電光石火のキータ
ッチ、ポンッと送信ボタンを押してあっというまにスマホは兄ちゃんのポケットに格納された。
これ見たジジのツ~ンはピタッっと止まったね。固まったね。
帰宅したジジ自分の部屋にこもって何やら懸命にやっている様子。
なにげに部屋に入ってみてみたら、親指一本スマホ操作の特訓やってやがんの。
バカだろ~こんなのに養われていると思うと身の毛がよだつぜ。