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於菊稲荷神社

2016-04-06 21:34:22 | お出かけ
今日は群馬県にある

於菊稲荷神社に行ってきました。




桜が咲いていてとってもキレイ




丁度いい時に来られて神様と於菊さんに感謝です。




「冰香」の筆跡は寛政の大詩人・大窪詩仏の書によるものだそうです。



於菊稲荷神社は、昔はただの稲荷神社だったんですが

江戸時代に大黒屋の娼妓於菊が、この神社の熱心な信者だったそうです。

於菊は子供好きで面倒見もよく親たちにも慕われていました。

ところが風邪をこじらせて足腰が立たぬようになってしまったそうです。

これを心配した子供たちの親が稲荷神社に小屋を建て看病したそうです。


ある日お稲荷様が病気を治してくれて

於菊は神様に感謝をしこちらの巫女になりました。

巫女になって神明奉仕を続けるうちに

神秘的な力も授かり人の手助けをしたそうです。

それから人々は、困った事は稲荷の於菊に聞けばいいと言って

誰言うとなく於菊稲荷神社と呼ばれるようになったそうです。





私がこちらに伺う事になったきっかけは

桜井織子さんの(神様と繋がる神社仏閣巡り)を読んだからです。





少しでも於菊さんの力になれればと伺ったんですが

社殿も建て替えをすることになったそうです。良かった





於菊さんもさぞや喜んでいることでしょう。





この写真を撮るときお稲荷さん達に見つめられているようで緊張しました。





新しい社殿は来年の夏あたりに出来上がるそうです。



不思議なんですが、帰るとき最後の鳥居をくぐろうとしたら

急に涙がこみ上げてきました。

それに沢山の桜吹雪が風に舞って。。。



於菊さんが見送ってくださったのかな

またご参拝に伺いますね


ありがとうございました。