
北欧旅行レポ-6 フロム鉄道とベルゲン鉄道への乗車記
旅行4日目の午後、フロムで昼食をとったあと、ツアーバスで山の上に向かいました。
上ったところでバスを停め、展望台からさきほど船から見たフィヨルドを見下ろします。
展望台がまっすぐ伸びていて突き当りはスケルトンになっているので、ちょっとぞっとします。
今朝船で巡ってきた雄大なフィヨルドが一望できます。
左奥が船を下りたフロム港の船着き場
そして、山を下りて再びフロム港の船着き場に戻りました。
これからフロム鉄道に乗ります
フロム駅の裏手にある列車を改造したCafe
16時10分頃、ミュールダール行きフロム鉄道に乗車します。
この登山鉄道の全線開通は1944年、20年の歳月を要した。
ダーググリーンの登山電車が全長20.2km、高度差860m、最大斜度5度の急勾配を1時間で結ぶ。
斜度5度は18m進む毎に1m上下する傾斜で、世界一の急勾配だという。
列車の中は赤いシートで統一
窓はひとつおきに開く窓と開かない窓があります。
切符拝見と貫録のあるおじさんがやってきました
途中駅で列車は停車。 アナウンスがあって乗客は列車から降り始めます。
ホームからは大きな滝の流れが。
この滝は全長93mのショース滝
滝の多いノルウェイ。 ここでも大きな滝が豪快に水を落としていました。
フロム鉄道の車掌さんたち
そして5分ほどの停車時間が過ぎて、再び笛とアナウンスが。
すると一斉に乗客は列車に乗り込み出発。
終点の一つ手前の駅、バトナハルセン駅で下車。
当初のツアー日程では、別な場所(アウルライン)でフィヨルドを見ながらのミニハイキングでしたが、トレーラーの横転火災事故が発生しトンネルが通行止めになったため、急きょコースが変更され、ここから一駅の臨時ハイキングとなりました。
ミニハイクの途中、山の中腹を流れる滝が見えました。
途中、山の景色を写真に撮りながらのミニハイク。
結局、一駅の区間を30分ほどかけて歩き、フロム鉄道の終点、ミュルダール駅に到着。
そして、このミュルダール駅からは、ベルゲン鉄道に乗車します。
ベルゲン鉄道は、ノルウェーの首都オスロと第2の都市ベルゲンの489kmを約6時間半かけて結んでいる路線。トーマスクックの「ヨーロッパ形勝ルート」としても紹介されていて、世界でも指折りの人気路線。
ベルゲン急行の客車内。 日本の特急列車のような雰囲気です。
この列車でも約1時間乗車したのち、ヤイロという駅で下車。
Geiloと書いてヤイロと読むようです。
ホームの前は道路。 ホームの目の前にツアーバスが待っていてくれて、ツアーバスに乗ってホテルに向かいます。
19時30分、この日の宿泊ホテルであるヤイロのHighland Lodgeに到着。
このホテルもロッジという名前だけあって、木を生かしたインテリアのロビー。
ロビーのソファーやテーブルも個性的
木の幹をカットしたようなテーブル
暖炉もあり形の違うソファーがいくつもあります
20時からホテルで夕食
またまた、魚料理とジャガイモ
ほんとに、飽きてきた
料理が口に合わない反面、デザートが美味しい
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