R隊夏合宿・硫黄岳登山1日目は赤岳鉱泉に宿泊。
翌朝4時00分に起床し、4時40分登山開始です。
山小屋の玄関前が硫黄岳への登山道入口
4時40分過ぎ、すでに明るいです。
5時00分、すっかり明るくなりました。ガレた道ですが、渡り板や渡橋が敷かれているので安心して歩けます。
木々の間から主峰の赤岳が見え始めました。
左に横岳、中央に赤岳を、しばし眺めます。
6時34分、赤岩の頭に到着
赤岩の頭で、山小屋で用意してくれたお弁当で朝食タイム。
朝が早いと、景色もきれいに見えます。
北アルプス、中央アルプスが望めます。
7時13分、朝食を終えて、硫黄岳に向かいます。
7時34分、硫黄岳山頂に到達。
360度のすばらしい展望が楽しめます。
八ヶ岳連峰/硫黄岳 標高2760m
お決まりの記念撮影。写真左手には、左から赤岳、中岳、阿弥陀岳がすぐ近くに。その奥には南アルプス。 写真の右手方向には中央アルプス、北アルプスが望め、素晴らしい景色を楽しめました。
北側には、噴火口を観ることが出来ます。
7時55分、硫黄岳をあとにし、次のピークである横岳に向かいます。
尾根が続きますが、高山の尾根歩きは木もなく日陰もなくですが、気持ちがいいです。
見えてきた山荘は、硫黄岳山荘。
8時27分、硫黄岳山荘を通過
硫黄岳山荘を過ぎたあたりから、険しい岩場を鎖伝いに進みます。
険しい足場を進みます。
鎖がないと、登れない。
9時25分、横岳に到達。 標高2829m この日の最高ピークです。
横岳山頂での記念撮影
横岳山頂を過ぎると、梯子がかかるところを降ります。
三叉峰を通過。
まだまだ梯子が続き、慎重に下ります。
大権現と書かれた石が
さらに、険しい鎖場が続きます。
目の前に赤岳のピークが迫ってきましたが、下からガスもわいてきました。
10時52分、二十三夜峰を通過
10時58分、地蔵の頭に来ましたが、空は一面ガスで包まれ、ポツリと雨が来ました。
天気が良ければ、赤岳まで足を延ばすつもりでしたが、急ぎ雨具を装着して地蔵尾根を降りることにしました。そして、すぐに激しい雨に見舞われました。カメラもザックにしまって、雨の中を必死に下っていきました。
12時10分、雨も上がって、行者小屋まで下りてきました。
行者小屋
行者小屋の入口
行者小屋の前では多くの人が休憩したり食事したりしていましたが、やがて、また雨が降り始めました。
行者小屋の屋根のあるところに入って、昼食タイムとしました。
お二人はラーメンを注文。
私と八反さんは、山菜うどんを注文。
雨に濡れた後で体が冷えていたので、暖かさが体にしみてホッとしました。
13時5分、昼食タイムを終えて、行者小屋から下山開始。
幸い、その後は雨も降らず、南沢ルートを下りていきました。
苔むした岩と緑の木々が美しい
ガレたところも、木で作った足場があるので、普通に通れました。
15時19分、前日に通過した八ヶ岳の看板のところまで下りてきました。
下りは、長い道のりで、前回よりもかなり長く感じました。
そしてかなり疲れたました。
そして、15時28分、車を停めた、やまのこ村に戻ってきました。
ここでドリンクやアイスを食して体を休め、15時50分頃、東京に向けて帰路につきました。
今年の夏合宿は、硫黄岳山頂までは、快晴に恵まれ、360度の素晴らしい眺望が楽しめました。最後に地蔵の頭から一時雨に会いましたが、その後は雨に会わず無事に下山することが出来てよかったと思います。
横岳へのアプローチと横岳から先が予想外の険しいルートで、鎖場や梯子での上り下りは怖いくらいのスリルを味わいましたが、ケガもなく、無事登山を終える事が出来てホッとしました。
参加された隊員の皆さん、お疲れ様。そしてありがとうござました。
2500mを超えてくると山の景色も変わり、自然の余韻に浸りました。
途中、急な天候変化もまた山の自然をを感じることができました。
それにしても、運動した後お腹が空いた時の食事は美味しいですね。
また次回、楽しみです!
蒼天も雲海も、広い山頂も岩稜も、快晴も土砂降りも。夏山を堪能しました(≧∇≦)
稜線歩きが楽しくて浮かれていた事に反省ありますが、何しろ山は辞められませんね♪
企画、ご手配、写真と記事掲載、そしてデータベース更新と、いつもありがとうございます。隊長在ってのRKH隊です!
慣れない中での高い山への挑戦、さすが若さでしたね。
山で食べる食事は空気もおいしいから、なおさらです。
また一緒に山歩きを楽しみましょう。
後半は突然の雨に会いましたが、私自身、雨の装備が中途半端で、反省しきりです。
山の天気、予期しなくても、いつ降られてもいいような装備を心掛けたいと思います。
これからも皆さんと一緒に山歩き楽しみたいです。