Richard's Blog

リチャードの雑記帳

メキシコ旅行-9

2010-10-17 22:32:38 | 海外旅行
メキシコ旅行5日目に入りました。
メリダでの2日目は、朝8時にホテルを出発。
この日の予定は世界遺産チチェンイツァ遺跡と神秘の泉セノーテを観光です。


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チチェンイツァ遺跡に向かうツアーバスの中で現地ガイドのサカイさんは資料を見せながら細かい説明をしてくれます。これまでの経験では、こんなに丁寧に説明してくれたガイドさんはいないと思います。しゃべりだけでなく、資料を見ながらまたは回覧しながら話を聞くと、よくわかります。






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9時40分、メリダ郊外のチチェンイツァ遺跡に到着。









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チチェンイツァ遺跡の案内図
基本スペイン語なのでちょっとわかりづらいです。









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世界遺産のプレート

チチェンイツァ遺跡はメキシコでのマヤ文明を代表する遺跡で200年以上もマヤ文明の芸術・経済・宗教の中心だった都市遺跡。







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最初に小さめなピラミッドから見ていきます。

高僧の墓と伝えられる旧チチェンイツァのピラミッドで、崩壊が激しい為に現在は修復中とのこと。






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奥はドーム状をした天文台の形が残っています。

観測用に、西・西南・南の3つの窓が残り、月と太陽の動きを観測し、正確な暦を造り上げていたそうです。

すでに30度前後の気温で日向にいると暑いです。
ガイドさんも気を使って、説明するときはなるべく日陰で説明してくれます。

ユカタン半島での私の服装も夏モードです。









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尼僧院
中の構造は小さなひと部屋ごとに区切られていて、『尼さんのおうちだったのでは?』とのこと。1980年代にアメリカ人が約80ドルで買い、入口を少し壊すつもりで爆破したところ、こんな大穴が開いたのだそうです。でも、このおかげで手前のアーチ型の壁が出現するなど、内部構造を調べることが出来るようになったそうです。








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『教会(左)』と『付属の尼僧院(右)』
『付属の尼僧院』の壁には、雨の神様“チャック神”が、全体に描かれています。数は全部で13。上部に4つ、下部に8つ、そして全体が顔になっていて1つ。ここまでの遺跡が新チチェン時代に建てられたもので丸い柱が特徴のようです。旧チチェン時代になると、柱が四角いものになっていきます。








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壁面に一面彫刻が施されていて、その絵が何であるかガイドさんから説明があります。









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ここの遺跡でピラミッドの階段のふちに良く見られる蛇の頭(ククルカン-蛇の姿をしたマヤの最高神)。

階段の両サイドに上から下まで胴体で下の頭につながっています。








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こちらが有名なエル・カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)
チチェン・イツァ遺跡のシンボル的存在

マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。

スペイン語で「城」と名付けられた、ピラミッド状神殿である。 9世紀始めに建設され、底辺55m、四方・高さ23m、内部にはククルカンの神殿と呼ばれる小さなピラミッドが内蔵されており、チャック・モール像と翡翠の眼の赤いジャガーが安置されている。







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かなり大きいピラミッドです。









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エル・カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)

最上段には真四角な神殿がある。ピラミッドの階段が4面にあり、それぞれの91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、1年の日数365段である。また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段となり、これらはマヤ暦の1年(18ヶ月365日)を表す。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれる。

北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれている。

これを見るために春分の日、秋分の日には多くの観光客が、それを見るため訪れるという。










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エル・カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻。







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エル・カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)の北面

春分の日と秋分の日には、このあたりは観光客でいっぱいになるそうです。









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ククルカン(蛇の頭)の像や生贄の心臓をお腹に乗せる像(チャックモール)があります。








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別な遺跡でもあった球戯場とボールを入れる穴。
腰でボールを打ち、球戯場の石の輪にボールを通すと得点になる。今で言うサッカーのような競技で試合が白熱するほど、雨が降り豊作になると信じられていた。勝った側が生贄になったとも、負けた側が生贄になったとも、言われている。










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資料を見せながら丁寧に説明してくれるサカイさん。

蛇の頭(ククルカン)がいたるところに。









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11時40分ころ、セノーテの泉のある昼食会場に向かいます。
入口付近ではテキーラで作ったジュースの試飲をさせてくれました。
ちょっと複雑な味です。








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昼食後フリータイムとなり、各自セノーテの泉を見に行きました。

陥没したような大きな穴の下には透明度がすごい青い泉が見えました。
雨水によりできた地下水脈の泉。

ユカタン半島では川がなくマヤ文明は地下水脈の泉「セノーテ」に支えられていたそうです






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下では泳ぐ人が見えました。









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階段で下に下りてみました。
神秘的な泉です。








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記念撮影しました。










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セノーテの泉周辺に咲くメキシコの花たちを撮ってみました。
日本にもあるんでしょうか、これらの花は。
相変わらずの花オンチの私です。









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14時頃セノーテの泉を離れ、今日の宿泊先でもあり、メキシコでの最終観光地であるカンクーンに向かいます。

約200kmのバス移動です。

途中高速道路の料金所でトイレ休憩がありました。








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17時頃、ユカタン半島の突端、メキシコ湾、大西洋に面したリゾート地であるカンクンのホテルに到着しました。
ここカンクンでは海岸沿いに何軒ものリゾートホテルが立ち並んでいます。

我々のホテルは円形状で中は吹き抜けになっているユニークな作りでした。








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18時30分からホテル内プール脇のレストランで夕食です。
やはり皆さんあまり食欲はありません。まだ私を含めお腹の調子が戻らない人が何人もいるようです。









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最後の夜で明日帰国の途につくので、夕食後お土産の買い物を兼ねてリゾートエリア内のカンクンの街に出かけました。

リゾート地とあって、ラスベガス風な派手な看板やネオンが点灯しています。








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ショッピングセンターらしきところに立ち寄ってみました。
入口には有名なハードロックカフェもありました。
ここで少しお土産を買って帰りました。



メキシコ旅行 その10 完結編につづく。


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