ラサール石井は、コント赤信号で活躍していた頃とは、すっかり変わってしまい、左翼の仲間に入ったようです。
4月21日付けの日刊ゲンダイデジタル「東大河瀬直美、早稲田は是枝裕和・・・対照的だった映画監督の大学入学式でのスピーチ(ラサール石井)」という記事です。
この記事では、河瀬直美監督が、祝辞のスピーチの中で「今の戦争はロシアの正義とウクライナの正義との戦い」といった部分が物議を醸し、「ロシアを「悪」にして安心していないか」という意見に批判が殺到したと、記載しています。左翼が勝手に物議を醸して、批難しているのでしょう。
さらには、この部分は、前後の脈絡がなく、別に言わなくても言いし、何が言いたいのかわからなかったとも書いています。自分の能力が低かったのでしょう。
一方の是枝裕和監督の早稲田大学での祝辞のスピーチは、自分の高校や早稲田大学時代のことを述べるなど、自然なユーモアに溢れているなどと、賞賛しています。
私も読み比べましたが、二人とも、言いたいことは、現状に満足せずに、新しい世界を発見するための努力の大切さを述べているのだと思いました。河瀬監督は、少し抽象的ではありましたが、主張は一貫していました。
是枝監督の方は、より具体的に示していたように思いました。社会の中でのものの見方ということで、常識を疑いながら、新たな世界を見つけるべきと言うような祝辞だったように思いました。
ただし、是枝監督の方は、私の目が曇っているせいで、左翼的なものの見方かなと思いました。ひかかった部分は、入学生達に今の早稲田の学生達は恵まれていて不満がないと述べた上で、「恵まれていない人があなたの周囲に存在していることに気づいてほしい。自らが誰かの世界の不幸や不平等に加担していないかを自ら問おてほしい。」と述べていることです。
そんなこと必要あると思いました。今の若い人たちは優秀ですよ。世界の中に不幸や不平等はあることは知っていますよ。そして、自分のできる限りはしてあげるけど、自分が犠牲になることはしたくないと思っているでしょう。
是枝監督は、自分以外は敵と思えとかも述べていますが、それは、あらゆることを多面的に見るための手法だと思いました。河瀬監督も同じように、今の生活に安心しないことを冒頭に忠告していますし、ロシアの件も一面的な見方が危険だと言っているのですよね。
ですから、私も、ウクライナの件では、ロシア、ウクライナ、米国、NATOなどのパワーバランスがどうなるかだと思っています。誰が悪いとか言えないと思いますよ。国際法違反をしているロシア(プーチン大統領)がろくでもない国(人物)だということは別問題ですよ。
そして、今も、停戦交渉とか、やっている振りをしているでしょう。関係者は、戦争を辞める気はないと思っています。なぜなら、米国はこの戦争は長くなるって言ってましたよ。ロシアも誰も飲めない停戦条件を提示しているでしょう。ロシアが崩壊するまで戦争は続くだけと思います。
話がそれましたが、左翼過激派と思われる日刊ゲンダイデジタルに左翼認定のラサール石井(ラサール高校は名前を使うなと要請すればいいのにと思います。イメージを悪くしていますよね。)が、河瀬監督をけなしているのは、自分たちに都合が悪いからですよ。河瀬監督がNHKの字幕事案にかかわっていたからでしょう。オリンピック反対のデモに参加していた人が日当をもらっていたという字幕を付けていたのですよね。河瀬監督は右翼認定されたのでしょう。
逆に是枝監督は、韓国と仲が良い感じがしています。そのバックアップで今の地位があるのだと推測しています。ウキペディアで引くと、立命館大学の客員教授もしていました。早稲田も大概にアカ(赤)デミーですが、立命館大学もひどいですからね。日本学術会議にみられるように大学関係者などは、赤く染まった教授と、同じく赤く染まった報道関係者や官僚などが教授になって、牛耳っていますからね。日本が傾く日が来ますよ。
皆さんには、大学のあり方にも注目しながら、二人の監督とラサール石井の言動に注意して、今後をみていてください。