エロゲはやっぱり中古が一番

死神の蝶 愛衣ルート 

ようやく愛衣ルート完走です。
時間が結構かかりましたが、良かったですね。
死神の蝶のタイトルがこのルートでは、物凄く重要な意味がありました。これ以上はネタバレになるので、お口チャックですが(笑)。
まあそれはともかく、やはりゆずソフトの世界観はいいですね。男女の機微だけでなく、日常のヒロインたちのやり取り、特に主人公を追っ払った女子会はメチャクチャ怖っつ、ではなく面白かった。ボケ・ツッコミに不自然な沈黙、サイコーでした。もちろんシナリオもですが、私にはテンポが良く、嫌味のないラブコメ展開が特上のデザートです。おまけに季節感、発売時期に合わせたイベントがてんこ盛り、システムもいつも通り使いやすいし、安心・安定の路線ですね。



ところで今回初めて気が付いたことが2点あります。
一つ目は、こもわた遙華さんのSD原画。見せる画面がメチャクチャ増えていますね。特に幕間。
確かPRIMAL×HEARTS2 にあったような、黒板にチョークで描かれた画像が出てきます。ただ白とピンクだけなく、とてもカラフルなチョークで描かれています。そして画面が進むと、黒板に色々な文字や絵が追加されるプラマル2にたいして、カラフルな画面はそのまま、すぐ右の隅にそのルートキャラのSD画像が加わります。それも進行速度に合わせてSD画像が変化します。バレンタインにはキャラだけでなくハート型のチョコレートが一緒に添えられていたり、といった具合ですね。
ただ惜しむらくは幕間のため、本編が始まるほんのちょいの間だけで、すぐに消えてしまうのが残念です。
基本ゆずソフトはスクリーンショットが、セーブやロードと同じく、カメラのアイコンをクリックすれば一発でできるのですが、この幕間だけはカーソルを使用できません。だから今回はすべてWin10のアプリSnipping Toolを使用しているのですが、下の画像のように多少ズレて黒のバックが縁のように写ったりすることもあります。まあ、几帳面な方なら丁寧にはみ出た縁を切り取ったりするのでしょうが、天邪鬼で気分屋で面倒臭がりの当方にはとてもできるようなことではありません。せっかくの可愛いSD画像が、勿体無い・・・
(スマホでは同じ大きさですが、PCではかなり縮小されるので、今回は敢えて640の原寸にしてあります。せっかくの可愛い絵ですからね)



もう一つは攻略が済むとそのヒロインが追加されるのではなく、全面が攻略したヒロインの画像になることです。これはオトメ*ドメインにあったパターンですが、こんな感じで、本編ではこの愛衣の立ち絵を見た記憶がありません。きっとこれだけのために描かれているのだと思います。つきかなのEDで描かれた灯華のように。
といっても自慢じゃありませんが、なにしろ注意力散漫で、右から左へすぐに忘れるボケ進行度80%の私ですから、まったくあてにはなりませんよ。
あとこれもオトメドメインと同じく右端にあるタイトル切替ボタンで通常のものに切替えることもできます。ただオトメドメインは攻略できたのは3人で、その都度攻略したヒロインのアイコンが右に並べられていったのですが、今回はどうなんでしょうね。とても楽しみです。



それはさておき、ひょっとしたらゆずソフトにも以前からあったのかもしれませんが、私は全く気づきませんでした。DRACU-RIOT! から以降はずっとプレイしていますが、それ以前の作品は知らないので、正確なことはわかりません。
なにしろ無神経でいい加減な「ダメオタ」の私。これは一番身近な女房と娘から、オタクでどうしようもない駄目なやつだから、「ダメオタ」とのありがたくない二つ名をいただきました。それに加えてボケ度80%、だから事の是非を正確に調べようなんて、大それた行為なんておよそ無縁です。ここに書いてあることだって信頼度20%以下?パチンコやパチスロでは絶対にあたらないパターンですね。
だからというわけでもないのですが、たとえ二番煎じだとしても作品が面白くなるならええやんか!(知的所有権を犯すのはご法度ですが、絵の構図や文章、多少のアイデアの拝借するくらいなら・・・ただコピペするならちゃんと見直しだけはお願いしますね、クリエイターさん。間違いまで一緒にコピーなんて目も当てられませんからね。ってこれ誰にいってるんやろ・・・)

以上の二点は、これまでのゆずソフトには見られなかった目新しさを感じました。
そうそう忘れてならないのが、声優の音来内麗(ネライウチウララ)さん、どんな方なのか全く知りませんが良かったですね。ネアカの愛衣が実にピッタリでした。特に女子会で弄られるシーンはこれ以上ないくらいの見事な演技だったと思います。いまにも消え入りそうなか細いトーンから一転、並み居る先輩ヒロインたちを前にして、しっかりと手厳しいお返しをするところなんて、前回のヒロインの三司あやせ演じた沢澤砂羽(サワサワサワ)さんを彷彿とさせるほどでした。ひとりでのノリツッコミも同じく、これもメーカーの十八番ですが、ついニンマリしてしまいますね。あやせの涙ぐましい努力の結晶が、慎ましい胸から滑り落ちてプールにぷかぷか浮かぶ光景が。

さてさてこれからどんなシナリオになるのか益々楽しみですね。
次はもちろん汐山涼音です。


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