大好きだった ピンク・レディー が
1976年8月のデビュー以来…
本当なら後楽園球場まで行って
唯一の救い…
ラストシングル「OH!」のキャッチコピー
解散した日… (※1回目の…)
1976年8月のデビュー以来…
正確にはあの伝説の番組
「スター誕生」の予選で
目に留まって、以来ず〜っと
今、この年齢になっても
この2人以上に好きになった
アーティストなど存在しない…。
本当なら後楽園球場まで行って
最後の雄姿を目に焼き付ける…
そう予定していたのに
高校受験に失敗し、向こう1年間の
浪人生活を決めたばかりのボクに
「そんな事してる暇などないだろ!」
「来年に向けて勉強しろ!」
両親のこの言葉は当然だった。
ファンクラブで購入したチケットを
目の前で破り捨てた父親。
な、何もそこまでしなくたって…
泣いた。
高校受験に失敗した自分に対して…
後楽園球場に行けなくなった事も…
思い出に残すつもりの
チケットを破られた事も…。
「そんなもん、TVで充分だろ!!」
父親はネチネチ執拗に言葉を発する人。
説教が始まれば2時間3時間はザラ。
しかもその間は正座を強要。
体罰なんて当たり前の人。
悔しい思いや怒り、複雑な感情のまま
TV放送を、それこそ正座で観た記憶。
唯一の救い…
この数年前に開始されたばかりの
TV音声のステレオ放送受信機器が
なぜか実家にはあった事。
さほど大きくもないブラウン管テレビに
受信チューナーとスピーカー2個が
繋がっていて、確かに解散コンサートが
映し出されると画面の右下に小さく
「S」と「ステレオ」の文字が
あったような気がする…。
ラストシングル「OH!」のキャッチコピー
二人の前で 時代が子供のように踊った。
難しい言葉や表現は一切ない
でも簡潔で的確に表現された
秀逸な名言だと、今でも思う。
毎年この日は1日中…
ピンク・レディー 珠玉の名曲たちに
酔いしれる日と決めている。
あの日から40年… か。