昨日の秋葉原での本当に、いたたまれない事件が発生した。連日、ニュース、ワイドショーで報道されている。報道は、事実を正確に、詳細に伝えることが使命だろうが、学者先生等有識者たちのコメントは、いやーな気分を助長する。コメントに茨城の事件を含め「酒鬼薔薇世代に属する」というコメントがあった。また、犯人は自分のことを「負け組」とネットに書き込みしていた。何れもマスコミが作ったネガティブな枠組みである。逆にポジティブな世代表現はというと、当たり前かもしれないが、スポーツに多い。野球では、松坂世代と言われるが、その世代の人達は、野球選手に限らず、どこかで元気を貰っているはずだ。まだ、私たちがよく言われた「バブル世代」だったら、ポジティブ、ネガティブは受け止め方で割り切れる。「酒鬼薔薇世代」ってポジティブな受け止め方は出来ないでしょ。こんな分類を当たり前に使わないで欲しいものだ。被害者の皆様のご冥福をお祈りします。