課長バカ一代

多賀野(荏原中延)その1

「多賀野(荏原中延)その1」





今日は、懸案であった“多賀野”初訪問。1996年開店、未だに高評価を維持する超有名店。※ずっと「タガノ」だと思ってた。「タカノ」って読むのね。店主:高野多賀子さんで「多賀野(タカノ)」?東急目黒線荏原中延駅改札を出ると正面に看板が見える(所謂徒歩0分)人気店だけに行列が気になったが、満席+2人待ち。入店後、数分で10人程度の行列。タイミングが良かったということか。L字型カウンター12席。特製中華そば(A)大盛り(1,020円)のチケットを購入し手渡す。※(A)とは、煮玉子、叉焼×3、メンマ、海苔増量。「麺固め出来ますか?」と聞くと「固めは美味しく有りませんよ」の返答。美味しくない?丁度良い固さで提供出来るという自信の表れか?直ぐに最奥カウンター席へ案内される。水とお絞りを入口で手にし自席へ。少々、待ち時間を感じたが厨房内が見え仕事ぶりに関心感心。店主曰く「中華そばは純東京風さっぱり醤油味。麺は細め固めのストレート。出汁は熟成国産豚のゲンコツ。大山の地鶏、北海道の昆布。季節で産地を変える煮干しに鰹節は亀山の焼き節などなど。タレに使うは二年もの極上天然醸造醤油。塩は遠く沖縄粟国島の天日塩大げさなものではありませんが心を込めてつくります。納得のいく味をぜひご賞味ください。」とのこと。さて評価ですが、“昔懐かしい中華そば”と言うと語弊があるが“究極の昔懐かしい中華そば”スープは、無加調で、この出汁の美味しさは仰天もの。麺は、固めオーダー無しが納得出来る若干固めの中細麺、美味しい。具材は、オーソドックスだが煮玉子、叉焼、メンマ、海苔と高レベル。スープ、麺、具材、全てのバランスが極められた黄金比。通いづらい立地だが、10年後も20年後...私のラーメンローテーションに残り続けるラーメンになるかもしれない。

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