スズミチブログ

手染め風呂敷と和雑貨スズミチのブログです。
制作風景や活動報告、日常のお話をします。

型染めの手順1

2018年02月05日 | 制作風景
昨年末くらいから、企画展等で型染めってなんですか?どうやって染めているんですか??
と聞いてくださる方が増えたので、ちょっと紹介したいと思います!
私はほぼ独学でやっていますので、これが正解、というわけではありません。
興味のある方に、少しでも参考にしてもらえたら幸いです。

昨年の狐の杜展で展示した作品で説明します。

私がメインでやっているのは、「型防染」という染め方です。
型糊を布の上に置き(載せて)染まらない部分を作り、それぞれの部分を染めていきます。

①下絵を描き、型紙に写す

下絵、図案が完成したら、糊を置く為の型紙に写します。
私はカーボン紙を使っています。

②型紙を彫る



どちらも裏側から撮ってます。
彫るという言い方をしますが、切り絵のように切り抜いてると言った方が分かりやすいかもしれないです。

全て掘り終わったところです。
彫ってあるところに、糊が載ります。

③紗貼りをする

型紙の補強のため、紗(薄い網戸のようなもの)を、カシューという塗料を使って貼ります。
私は洋型紙という種類の紙を使っているので、テトロン紗を貼ります。
テトロン紗以外には、絹の紗もあります。

画像が多くなるので、ひとまずここで一旦切ります。

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