スパイダーマンの宿敵としても知られるマーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズの第3作「ヴェノム ラストダンス」見ました。

ジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生したことで生まれたヴェノムは、強靭で真っ黒な肉体と鋭い牙を武器に、長くのびる舌で人を喰らう恐るべき存在でありながらも、エディと一心同体となって強敵カーネイジを倒し、世界の危機を救った。しかし、その戦いの結果、政府機関から追われる身となったエディとヴェノムは、メキシコに逃亡していた。そんな彼らの前に、地球外から新たな脅威が飛来する。ヴェノムらシンビオートの創造主であり、いまは宇宙の果てに封じられている邪神ヌルが、ヴェノムの持つあるものを狙い、シンビオートハンターのゼノファージを差し向けたことで、エディとヴェノムは新たな戦いに巻き込まれていく。
第1作目からエディが、ヴェノムに体を乗っ取られ、振り回されている姿は、「寄生獣」のミギーと新一みたいなんですよね。だかrこのシリーズ、この映画が好きなのかも。MCUの世界というよりDCコミックスみたいに運命にほんろうされてるからかな。今回が最後ということもあり、グロさ以上に笑いもふんだんにあり、自由の女神に会うためにサンフランシスコからラスベガスに行きヴェノムがスロットを楽しむ光景はほほえましく、さらに、過去の回想シーンでは2人が過ごしてきた時間が尊いものに感じ、それも相まって最後の今生の別れでは不覚にも心のダム決壊しました。たとえ相棒を失くしても、2人で過ごした日々はかけがえのないもので、心にいつまでも残るんだよなぁとマルーン5のエンディングにかかる「Memories」がすごい良いタイミングで流れてきましたよね。
☆☆☆1/2