春のシーズンのフジテレビ月9は、原作をスペシャルドラマとして放送した2020年「教場」2021年「教場II」の前日談を連ドラ化した風間公親=木村拓哉主演「風間公親 教場0」第3話「毒のある骸」見ました。

新人刑事の聖子(新垣結衣)は、小学4年生の娘・ゆかり(諏訪結衣)と暮らすシングルマザーだ。聖子が風間(木村拓哉)の下に来て程なく、大学法医学教室助教・宇部(浅利陽介)の遺体が郊外の自宅前で発見された。外傷はなく、遺書らしきメモが残されていたこの一件で、風間は聖子に自他殺どちらかと問う。司法解剖をした宇部の上司の椎垣(佐々木蔵之介)は薬物による中毒死と判断。他殺の所見はないと言うが…。
シングルマザーの新人刑事ってガッキーには全く新しい役、期待よりも不安がよぎりましたし、風間の圧に歪む顔を見たくないなぁと思っていたのですが,想像を軽く超えてなかなか良い刑事を演じてましたし、追い詰めるまで、夜を徹して考え抜いた頑張る姿に、おじさんは,涙腺が緩み、いつの間にか応援してましたぬ。風間の現場の疑問や違和感をきっちり答えを出すガッキー刑事、なかなか良かったです。犯人の詰めが甘いのは原作なのか、脚本なのかわかりませんが,物語としては凡庸で、謎解きミステリーとしてもサスペンスドラマとしても不合格。
☆☆☆