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シン・ケニーのひとりごと通信

森下佳子脚本X横浜流星主演「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」第1話「ありがた山の寒がらす」




2025年NHK大河ドラマ第64作は、江戸時代のメディア王蔦屋重三郎の生涯を描く。森下佳子脚本横浜流星主演「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」第1話「ありがた山の寒がらす」見ました。

明和の大火から1年半、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星さん)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。 ある日、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花さん)から、朝顔(愛希れいかさん)に届けものを託される。しかし蔦重が、浄念河岸の二文字屋を訪れると、ひどく衰弱した朝顔の姿があった。 吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんな中、付け火の事件が起き、吉原は騒然となり……。



攻めますね、NHK。日曜のゴールデンタイムに、女郎、色里の町吉原を前面に押し出し、華やかな裏に隠された女たちの悲劇を浮き彫りにした上で、死んだ女郎たちが見ぐるみ剥がされた裸体まで出しちゃいましたよ。欲に目が眩み、働く女たちを消耗品として扱う忘八の女郎屋の主人たちの浅ましいことこの上ないです。立ち上がった重三の心意気と行動は素晴らしかったのですが、田沼意次の言葉「吉原に人が来るように、何か工夫はしたのか?」は重三だけでなく、僕の心にも突き刺さりました。何かにダメ出しをするだけでなく、何を工夫出来るのかを探す大切さ、肝に銘じます。語りの綾瀬はるかが、お稲荷さんで、スマホで吉原案内を地図アプリ使ってしてくれたのには大笑い。粋じゃないかな、NHK。初回からワクワク感止まりません。


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