新しいNHK夜ドラは、どこにでもある住宅地を舞台に、ちょっぴり残念な主人公と癖のあるご近所さんたちが巻き起こすホームサスペンス津村記久子の原作を実写化。池田奈津子脚本X井ノ原快彦X夏川結衣主演「つまらない住宅地のすべての家」第5話見ました。

自治会長明(井ノ原快彦)がはじめた日置昭子への見張りはつまらない住宅地に小さなさざ波をひきおこす。ひきこもりの息子に気を遣う三橋家、オタクの大柳、見張りを通していままでになかったコミュニケーションが各家に生まれ、とまどいが生じる。
登場人物たちの日常が淡々と描かれているのが、なんかまどろっこしく感じるのは僕だけ?つまらない町かどうかわかりませんが、不協和音にしている最大の要因は、妻に逃げられ現実逃避している自治会長丸川の空回りぶりが痛々しく、残念。しかし、不協和音から町の人たちにコミュニケーションが出始めるのは面白い。
☆☆☆