闇サイトを運営する組織の怒りを買ったプログラマーが、両手に拳銃を固定された状態で殺し屋との戦いを強いられるアクション映画、ダニエル・ラドクリフXサマラ・ウィーヴィングXジェイソン・レイ・ハウデン監督「ガンズ・アキンボ」見ました。

街で人々に殺し合いをさせ、その様子を視聴する闇サイト「スキズム」。そこへ攻撃的なコメントを書き込んでは仕事の憂さを晴らしていたゲーム会社プログラマーのマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)は、彼の度を超えた荒らしぶりからサイトを管理する裏組織を率いるリクターを激怒させてしまう。リクターはマイルズの住所を特定して麻酔で眠らせ、両手にボルトで拳銃を固定した上に元恋人を拉致。目覚めて驚がくするマイルズにリクターは、スキズムで最強の殺し屋とされるニックスに勝利すれば元恋人を解放すると告げる。
ハリー・ポッターの反動か、こんな映画にも出ちゃうのね、ダニエル・ラドクリフ。ダニエル演じるマイルズはクソリプで日々の憂さ晴らしするのが日課だという、クズ。リアルな殺し合いを中継する闇サイト「スキズム」を見ている連中とあんまり変わりませんが、闇サイトの主宰者リクターに睨まれ雑な手術によって両手に銃を持っちゃったマイルズ。与えられた銃弾は両方合わせてたったの100発。これでライバルの殺し屋・ニックスに立ち向かう話は、最初のヘタレ具合からどんどん成長してゆく姿が、なかなか。ニックスの強さの背景を知り、スキズムを追う中盤以降、ワクワクしながら見ましたが、映画というよりゲームっぽい。
☆☆☆1/4