
通称「尼ロック」と呼ばれる「尼崎閘門(こうもん)」によって水害から守られている兵庫県尼崎市を舞台にした人情喜劇。キャスティングがこの映画の勝因。面白いし、泣けてくる。優秀すぎて周りと調和がとれないという理不尽なリストラにより尼崎の小さい工場を経営する実家に戻ってきた39歳の近松優子に江口のりこ。定職に就くことなくニートのような毎日を送る日々。上手いです、江口のりこ。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の能天気な父が再婚相手として20歳の早希を連れてくるところから年齢も価値観も全く異なる家族が、一つ屋根の下、さまざまな現実に立ち向かうなかで次第にひとつになっていく姿を丁寧に描いた上質なお話。尼崎には、2度訪問しましたが、やたら町の人々が人懐こくて、ついつい話こんでしまった記憶が蘇りましたが、尼ロック知りませんでした。
☆☆☆☆
iPhoneから送信
最新の画像もっと見る
最近の「映画」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事