NHK火曜日22時のドラマ10は、 庭園のリガーデンプロジェクトに集まった3人が織り成す優しさの物語を浅野妙子の脚本で描く、杉咲花X藤原季節X森山未來主演「プリズム」第7話見ました。
偽装結婚を解消し、本当に結婚しようと申し出てきた陸(藤原季節)に、皐月(杉咲花)は返事ができない。陸の父・朔治(矢島健一)からの融資が打ち切られ、ガーデンの完成に暗雲が垂れ込める中、陸は朔治から思わぬものを渡される。それは、7年前に悠磨(森山未來)から送られてきた手紙だった。手紙を手に涙をあふれさせる陸を見た皐月。悠磨もまた、閉じ込めていた思いが…。
うーむ、切ないし、もどかしい。一緒にいるだけではだめなのかなぁとは思う一方、一緒にいたいなら結婚という形式をとることで、家族に、世間にコミットすることも大事だということを若い時に疑いもしませんでした。陸も皐月も一緒にいることが心地よいのに、悠磨をめぐってお互いの気持ちに向きあえないもどかしさがつづられていました。めんどくさいといえば、そうだし、素直になれもそうなんですよねぇ。このドラマ、どんな落としどころを用意しているのか、終盤に来たのにまだわかりません。陸にとって悠磨は初恋、過去の人なのか、それとも今こそ一緒に道を歩むべきなのか、世間体とか、家族とは関係ない覚悟と、決断が迫られていることを感じ、ゾワゾワ感が止まりませんでした。
☆☆☆3/4