「怒り」「悪人」などで知られる吉田修一のスパイアクション小説「太陽は動かない」「森は知っている」をWOWOWドラマから引き続き映画化。藤原竜也Ｘ竹内涼真主演Ｘ羽住英一郎監督「太陽は動かない」見ました。
秘密組織に所属するエージェントの鷹野(藤原竜也)と相棒の田岡(竹内涼真)は、心臓に爆弾を埋め込まれてしまう。24時間ごとに死の危険が迫る中、人類の未来を左右する次世代エネルギーに関する極秘情報の争奪戦が始まる。各国のエージェントたちを相手にする二人に、次々と困難が降り掛かる。
ドラマ版を見てないとオープニングの山下救出シーンが唐突すぎるかも。ブルガリアで１ヶ月もロケしていた成果がビシビシ出ていてドラマ版以上にアクションたっぷりありましたね。ただドラマ版を発展させ、国籍や組織がさらに入り乱れるので、最低限の相関関係を知らないと取り残されますかね。新世代エネルギーを巡っての中国企業「シーノックス(CNOX)」vs「AN通信」の話 とともに鷹野の少年時代を描くことで、今まで知らなかった秘密がわかったのは良かったかな。エージェントの心臓に埋め込められた起爆装置のタイムリミットサスペンスがなかなかドキドキハラハラさせてくれたのはドラマ以上でしたかね。
☆☆☆3/4
