見逃がしていたマーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編、トム・ハーディXウディ・ハレルソンXアンディ・サークス監督主演「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」見ました。
圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。
うーん、イヤーな予感がして映画館で見るのをためらっていたら公開終了しちゃっていたんですが、映画館で見なくてよかったなぁ。前作ではエディとシンビオナートの相棒関係が残虐なのに笑えるし、かなり面白いダークヒーローの誕生だと思った野ですが、続編はやや陳腐。ウディ・ハレルソン演じるカーネイジと、ナオミ・ハリスが演じるシュリークの殺人カップルが次々に人を殺していくところは、ハレルソン主演の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」みたいでなんか笑えるけど苦笑ですね。シンビオートのヴェノムとエディが喧嘩別れをするところもえ?と思った野ですが、やはりすぐ元通りになりますもんね。なんか、悪を悪で倒すのにも、シンビオート対シンビオートでは多分面白くならない。同じような異星人の戦いは「トランスフォーマー」でもやってますが、地球を舞台にするのはいい迷惑(笑)「アベンジャーズ」に加われるかも微妙ですが、第3作目はどうするのかなぁ。
☆☆☆