今シーズン夏の日曜劇場21時のドラマは、スポーツマネジメントの業界を舞台にしたヒューマンドラマ。福田靖脚本X綾野剛主演「オールドルーキー」第10話/最終回「さよなら! オールドルーキー」見ました。
新町(綾野剛)が高柳(反町隆史)から解雇通告を受け、スポーツマネジメントの世界から去ることに。ショックを受ける伊垣(神尾楓珠)だが、高柳が実績あるすご腕の代理人を紹介。早速、スペインの名門への移籍話を提示したその代理人に、伊垣は期待を寄せる。ところが、塔子(芳根京子)と城(中川大志)が配送アルバイト中の新町を目撃して嘆く一方、伊垣の移籍話は白紙に戻り…。
脚本家のミスだと思う。新町が辞めさせられたのは会社トップの指示を守らず、自分の信念を貫いた潔さがありましたが、城や塔子を辞めさせたのはまるでトムクル映画「ザ・エージェント」みたいでしたが、そこまで簡単に辞めてしまう物語にはなっていない上に、高柳社長はかつて新町のようだったことは、触れていたのだから、会社に残り、社長説得すべきだったかと。せっかくラストに、素晴らしいシーンを用意していたのですから…高柳「まさかこの年になって自分の流儀を変えることになるとは思わなかった。いや…変えたんじゃない。取り戻したと言っていい。『すべてのアスリートにリスペクトを』ビクトリーを作った時、会社の理念にしたこの言葉は、私が心から思ってたことだ。アスリートの夢をかなえることこそがスポーツマネージメントの醍醐味。君が私に改めて教えてくれた。…どうする? 新町君」
新町「ビクトリーに戻りたいです。またみんなと一緒に…仕事がしたいです」
新町の熱さに心は揺さぶられましたけどね。
☆☆☆1/2